もはや国民的幽霊、貞子
皆さんこんにちは
「ポップコーン片手に🍿」 かこです。
日本ではまだ梅雨入りしていない所もありますが、これから来るジメっとしたこの季節に、余計に湿度が上がるホラーを今回は紹介したいと思います。
来〜る…きっと来る〜♬ここだけは誰でも歌えるのではないでしょうか。貞子です。
リング(1998年公開)
監督/中田秀夫
主演/松嶋菜々子
真田広之
中谷美紀
ーあらすじー
TVレポーターの浅川玲子は、見たら一週間後に死ぬというビデオテープの噂を耳にする。信じられない玲子だったが、姪の死をきっかけにビデオについて調べ始める。やがて、偶然手に入れた例のビデオを確認のため見た玲子は、その内容が本当であることを確信する。が、それは7日後の自分の死を意味した。
1998年に公開された本作は、日本のホラー映画史に一大ブームを巻き起こした作品です。当時としては斬新な映像表現やストーリー展開で多くの観客を恐怖に陥れ、その後多くの続編やリメイクを生み出すきっかけにもなりました。
そして何と言っても貞子‼︎
"来る〜きっと来る♬"の有名なフレーズ、井戸から這い出て更にブラウン管から現実世界に出てくる貞子の姿は、誰もが思い浮かべることができると思います。もはや国民的幽霊貞子!
見たら一週間後に死亡するというキーアイテムの呪いのビデオも恐ろしい!
まるでテレビの砂嵐のような場面から井戸が映し出され貞子が現れる、解析すると貞子に繋がるヒントが含まれているのです。死へのカウントダウンと共に、貞子の正体が明らかになっていく様子が非常に面白いです!
実はビデオを観ても死なずに済む方法があります、これは皆さん朗報ですね⁈⁈
本作をご覧になって、万が一のときはぜひ試して下さい。
リング2(1999年公開)
監督/中田秀夫
主演/中谷美紀
大高力也
小日向文世
ーあらすじー
見た者は1週間以内に死ぬという「呪いのビデオ」を生んだ貞子の死体が古井戸から発見された。検死解剖の結果、30年前に殺されたはずの彼女の死亡時期が1、2年前と判明する。一方、舞は恋人・高山の怪死の真相を探るため、彼の前妻の行方を追い始める。
続編では主に高山(真田広之)の恋人、高野舞(中谷美紀)が貞子の正体に迫ります。
そして貞子に近づこうとする人物はまだまだ居ます、そのうちの一人が精神病院の所長の川尻医師(小日向文世)です。
貞子の呪いに掛かっている患者の脳波から呪いを念写させたり、その他どうにかして科学的に解明しようとします。
その為には大量の水が必要という事でプールで実験が行われ貞子の世界と繋がるのですが、やはり井戸のシーンが恐ろしい!サクサク壁を登るところを見ると貞子は何度も脱出を試みたのだと思います。
話しによると貞子は30年間井戸の中で生きていたという事ですが……
それにしてもこの世に起こる全ての怪奇現象は科学で解明できるのでしょうか、とても興味深いです。
リング0 バースデイ(2000年公開)
監督/鶴田法男
主演/仲間由紀恵
田辺誠一
田中好子
ーあらすじー
前作から30年前。劇団・飛翔に、妖艶な美しさを持つ山村貞子が入団してくる。看板女優の葉月愛子は、貞子のただならぬ気配を察知し、彼女を敵対視するが、その日から何故か毎晩悪夢にうなされていた。そんな中、劇団内にも次々と恐ろしい事が起こりはじめる。
白いワンピースと長い髪の貞子誕生のキッカケを描いた作品です。劇団が舞台で訳ありの女優の卵が本作の主人公なんて、ホラーの予感しかありません。
貞子役は仲間由紀恵さん、彼女と関わる人物が次々に謎の死を遂げていきます。
全ては仲間さん演じる貞子の仕業なのか?
綺麗で儚げな様子からは全く想像できないところが余計に恐怖を誘います。
クライマックスに向かうに連れて、貞子を倒すことを目的に、貞子を恨む劇団員たちと新聞記者の宮地彰子(田中好子)との間に強い集団意識が生まれます。
そして貞子の最後の瞬間はとても恐ろしいことに!しかし貞子は二人いるとか……
そうだとしたら、もう一人の貞子はどこにいるのでしょうか。
らせん(1998年公開)
監督/飯田譲治
主演/中谷美紀
佐藤浩一
佐伯日奈子
ーあらすじー
息子を海の事故で亡くした医師・安藤は、自身も死ぬことを考えていた。そんなとき、死んだ友人を司法解剖したことから、謎のウイルスを巡る事件に巻き込まれる。これはホラー映画であると同時に、生きる希望を見失った安藤の癒しの物語でもある。
「リング」と2本立てで公開された『らせん』
呪いのテープは健在、リング本編と重複する
キャストもいますが、ストーリーが全く異なるのでリングシリーズを観終わってから鑑賞することをお勧めします。
物語は初代リングの主要人物である高山(真田広之)の大学時代の友人、安藤満男(佐藤浩一)が高山の遺体を解剖することから始まります
安藤と行動を共にするのは高山の恋人、高野舞。貞子役は佐伯日奈子。
解剖した遺体からは安藤に当てた謎の暗号が見つかり、それが本作の答えになるのですが、突如謎のウイルスが蔓延したり、貞子の印象がガラリと変わるので戸惑います。貞子にとっては結果オーライ、まんまと貞子にやられた感は否めません。
安藤の癒しの物語でもありますが、あるシーンについては自業自得な部分もあります。
貞子(2019年公開)
監督/中田秀夫
主演/池田エライザ
清水尋也
塚本高史、佐藤仁美
ーあらすじー
心理カウンセラーの秋川が働く病院に、記憶障害の少女が入院してくる。彼女は、1週間前に公営団地で起きた放火事件の犯人・祖父江初子の娘だった。やがて彼女の周りで奇妙な出来事が起こり始める。一方、茉優の弟で動画クリエイターの和真は、心霊動画を狙って、カメラを手に団地の放火現場に潜入し、そのまま消息を絶ってしまう。茉優はSNSで拡散した和真の動画を探し出し、それを再生するのだった。
佐藤仁美さんが倉橋雅美役で初代リングから引き続き出演されています。
リングで友人の大石智子の死を目撃し、リング2では智子の死が原因で精神病を患い、川尻医師から念写の実験台にされ、本作では心理カウンセラー秋川(池田エライザ)に接近する役を演じています。
ここまで唯一、貞子の呪いから勝ち残っている生存者です。
秋川の弟でYouTuberの和真(清水尋也)が、再生数を伸ばすために面白半分で事故現場に入るなど、設定も今どきでリアルです。
突然失踪した和真を救うために、自ら貞子に立ち向かう姿に姉弟愛と絆が感じられます。
多少ですが初代リングをなぞるシーンがあるので、本作が貞子初見だと理解できないこともあるかもしれませんが面白いです。
ザッとリングシリーズを紹介させて頂きました。ご覧になったことのない方はこの機会に、物語の真相を確かめてみてはいかがでしょうか。程よい湿気と恐怖があるジャパニーズホラーはやはりいいですね、好きです。
ここまで読んで頂きありがとうございました、次は楽しい映画でお会いしましょう😄
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投稿を表示かこさんのホラー記事きたぁ!
なんだか、かこさんのイメージはおしゃれな映画を沢山ご覧になってらっしゃるんじゃないかな、と勝手に決めつけていたのですが、『リング』好きが伝わってきましたぁ~っ
かこさんは貞子映画ではどれが一番お好きですか?
『貞子』、佐藤仁美さんが一番怖かったです(笑)
あと、テレビドラマ版もありますよね。連続ドラマのもの(柳葉敏郎の出てたやつ)と、スペシャルドラマ版(高橋克典、原田芳雄)もあってスペシャル版の方がより原作に近くて、エロもありました(笑)
でも原作にない、定着したイメージの貞子を生み出した中田監督は天才ですねっ
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投稿を表示らせんの真田広之の解剖シーンは衝撃でした。
三部作とゼロは原作も読んでいて、小説に出てくるエロチシズムが映画には出てないところがちょっとだけ不満です😑←エロダイスキ
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