村松健太郎
2024/01/04 16:27
アクション映画の匠の美技を堪能しよう「シャクラ」
「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」や「ジョン・ウィック:コンセクエンス」などハリウッドでも大活躍し、ホームグラウンドの香港では「イップ・マン/葉門」シリーズを大成功させて名実ともに香港映画界とトップスターとなったドニー・イェン。
「イップ・マン」シリーズもその要素がありますが、ブレイク作とされている「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ」シリーズなどドニー・イェンは武侠映画(=中国語圏の時代劇のジャンル)でも多くの良作に出演しています。
ジェット・リーと再共演した「HERO」や「ソード・オブ・デスティニー」や実写版の「ムーラン」などなど折を見てこのジャンルに還ってきてくれています。
そんなドニー・イェンの最新武侠映画は主演に加えて製作・監督まで務めた、かなり前のめりな一本です。
ドニー・イェンはプロデューサーやアクション監督を兼任することは少なくありませんが、監督まで手を挙げるというのはちょっと珍しい例です。
ドニー・イェン自身がファンと言われている香港を代表する武侠小説家・金庸の長編小説「天龍八部」を原作にしているというところも大きいかもしれません。
お馴染みのワイヤーアクションはもちろん、1VS1、1VS多数、前後左右上下をフルに使ったアクションシーン見ていて爽快な気持ちになります。
アクション監督はドニー・イェンの盟友にして、日本でも「るろうに剣心」シリーズを手掛けたことで知られる谷垣健治という安心の布陣です。
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