【映画で考える】新しい恋愛のカタチ
今日のテーマは【新しいカタチ】です!
「もっと顔が小さかったらな」
「もっとスタイルがよかったらな」
「身長もう少し欲しかった…」
朝起きて鏡の前に立った自分を見て、お店のウィンドウに映る自分の姿を見て
‘‘自分の外見’’について1度は「こうありたかった!」と考えたこと、ありませんか?
自分のコンプレックスが目覚めたら変わっている!なんて、うれしい驚きですが
でも、それが自分の意に反した無作為な姿で起きてしまったら…しかも繰り返し起きてしまったら…
今回はそんな【朝目覚めたら…えっと、誰?】になる映画を2つ紹介します。
それでは、いってみよう~~!
■ビューティー・インサイド
□ストーリー
18歳のときから、目覚めると全く別の容姿に変わってしまうようになったウジン。人に会う仕事ができない彼はインターネットを使って家具デザイナーとして活躍していました。家具屋で働くイスと出会い恋に落ちて付き合うことができましたが、ウジンと椅子は年齢・性別・人種に関係なくランダムに変貌し続ける外見と、変わらない愛情との狭間で苦しむようになります。
□見どころ
一役を123人で演じ日本からもある方が参加しています!
「毎日姿が変わっても、彼女を振り向かせたい」
ひたすらに伝わってくるイスへの想いの中で、段々とイスに降り注ぐ ‘世間の目’は二人の関係にどのように影響してくるのか…。本当に大事なのは中身なのか外見なのか…。
「あなたは私を見つけられても、私はあなたを見つけられない」
不安や恐怖の中で、毎日変わる恋人と付き合い続けることが可能なのかを思わず自分に置き換え、考えてしまうセリフでした。
外見という入れ物は異なっても中身でつながり、関係を築いていく二人の結末を、切なさいっぱいで見届けてみてください。
■EVERY DAY
□ストーリー
デヴィッド・レヴィサンの小説『Every Day』を映画化したSF青春ラブストーリー。
毎日違うティーンエイジャーに憑依して目を覚まし、人間の体を移る霊体"A"は主人公・リアノンの彼氏であるジャスティンに憑依したことから、今まで味わったことのない気持ちに気が付き”恋”をしたことから、Aとリアノンの不思議なラブストーリーが始まります…
□見どころ
とってもキュートな主演のアンガーリー・ライスちゃんと共演に「名探偵ピカチュウ」のジャスティス・スミス、「20センチュリー・ウーマン」のルーカス・ジェイド・ズマン。日本での劇場公開はなかったのが残念なくらい美しい映像です。
ひと時を切り抜くと楽しい思い出も、現実的には理解されない形として映ってしまう。
(姿かたちがあったりなかったり、でも恋愛をすることはできるのに…!)
周囲からの理解も得られず、未来もない恋愛だと、じわじわと直面せざるを得ない感じが見ていてとても切ないのですが、霊体Aは【相手に何をしてあげることができるか】を考えることの大切さを伝えてくれます。
☆☆☆おまけ☆☆☆
■アイ・フィール・プリティ!人生最高のハプニング
□ストーリー
容姿にコンプレックスがあり何事にも自信が持てないレネーは、ある日、自分を変えようと通い始めたジムでハプニングに見舞われ、頭を打ち気を失ってしまいます。目覚めると自分が絶世の美女だと思い込むようになり超絶ポジティブに。自信に満ち溢れた彼女の仕事や恋愛はうまく進みだしますが…
□見どころ
こちらは周りの人から見たら何も変わってないけど、自分だけが自分の容姿が変わって見えている状態でお話がどんどん進んでゆきます。
周りの空気感と自信あふれる主人公との温度差に、思わず笑ってしまいますが…
こちらについては、また深くお話できるといいなと思ってます♡
☞人生のスパイスポイント
ひと時の儚さと一日の重み
・人からどう見られるかにとらわれすぎること
・感情を誤魔化し続けること
この2つは日常がセピアになってしまうけど、目の前の人や事と向き合って日常に彩りを…🌸
こんなこと現実には絶対ありえないのですが、
ラブストーリー展開も相まって「私だったら…あれしてこれして」とワクワク考えている自分と
見進めるうちに「なるほど。…どうしよう」と苦しくなる自分。
思考の変化にも注目しながら見ていただくと、より作品を感じられるのではないでしょうか♪
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