「すたみな」だもんなぁ～そうなうなるよ。。と思われた方。正解です。

俳優ビートたけし＝狂気なイメージがあると思います。その狂気を感じる「推し」の5作品についてお伝えします！

🎦コミック雑誌なんかいらない！1986年公開

「メディア・マスコミ」に踊らされる一般大衆への皮肉を表現した衝撃的な作品。

この作品では「豊田商事会長刺殺事件」を元にしたビートたけしが殺し屋として登場する。

演じる殺し屋のリアルさはまるで「ドキュメンタリー」を観ているような不穏な空気感を醸していた。そのシーンでは凶行後に刃物を持ち、多くの報道陣の前に立つ狂気なビートたけし。その姿を間近で見た内田裕也は「※怖気立った（おぞけたった）」と言っていた。

※恐ろしさや、いとわしさで身の毛がよだつこと。

作品はアマゾンプライムで観る事ができます。

https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/amzn1.dv.gti.f8f11c08-8308-4778-ac68-1c122d21deb3?autoplay=0&ref_=atv_cf_strg_wb

🎦血と骨 　2004年公開

小説「血と骨」を映画化した作品。

主人公：金俊平をビートたけしが演じた。

金の強靱な肉体と並外れた狂気、凶暴さで暴力団からも恐れられていた人物。

この役になりきるため約３カ月、筋トレを行い体重を5キロ増量した。金は出稼ぎ労働者だから筋トレなんてしてないだろう～との事で腹筋はしないであえてお腹はへこませなかった。

映画監督でもリアリティを求めるが演者としてもリアルさを求めていたエピソード。

🎦ＧＯＮＩＮ　1995年公開

バブルが崩壊し、社会から弾き出された5人の男。窮地に立たされた彼らは、暴力団事務所の金庫に眠る金の強奪という、人生を賭けた一発勝負に出るバイオレンスアクションの作品。

この作品では殺し屋・京谷一郎という役で出演した。バイク事故復帰後の作品として登場するが、事故の後遺症でまだ顔面麻痺が残っていたため、右目に眼帯をつけたまま演じた。その眼帯の姿が「狂気と不気味」さを増す雰囲気となっていた。劇中にかかる曲、ちあきなおみの「紅い花」が心にしみる。

🎦劇場版 MOZU 2015年公開

逢坂剛の『百舌シリーズ』をTBSとWOWOWの共同製作で映像化し話題となったTVドラマの劇場版。妻子の死の謎を追う公安警察官・倉木の最後にして最大の戦いの行方を、壮大なスケールで描き出す作品。日本事件史の闇と言われる謎の存在・ダルマ役を演じる。

記者会見にて出演の経緯について次のように語った。

「自分の好きなアメリカのサスペンスドラマに似た展開でおもしろいと思い引き受けた。西島（秀俊）君は、おいらのラジオ時代からの熱狂的ファンで、共通の趣味もある。気の合う相棒みたいなものだから、楽しい現場になりそうだね」

個人的にはダルマの似顔絵は相棒の「ビートきよし」似てるのではと思った。

🎦バトル・ロワイアル　2001年公開

教師キタノ役でのセリフ：「そこで今日は皆さんに、ちょっと殺し合いをしてもらいます」が印象的な作品。

幻のタッグが現実に。 深作欣二監督✖ビートたけし。

バトル・ロワイアルの監督はあの深作欣二監督。深作監督とは「その男、凶暴につき」の監督を行う予定だったが主演のビートたけしとスケジュール調整が合わずに深作監督が降板した。その出来事から約12年後にて交わる事に！結果、社会現象になるほどの話題作となった。

狂気な教師役をぜひ堪能ください！

映画人　北野武とビートたけし

監督：北野武、演者：俳優ビートたけし。

2つの人格による「映画」の関りについてはこちらの記事をお読みください⇒北野武とビートたけし・・・2つの人格による「映画との関わり」

推しの俳優「ビートたけし」と会いたいけど・・・会わない方が。。。と思いにふける「すたみな」