rin2
2024/10/10 22:24
究極にリアルなフィクション!「シヴィル・ウォー アメリカ最後の日」
こんにちは。
rin2です。
すっかり久しぶりの執筆になってしまいましたが…
A24の最新作「シヴィル・ウォー アメリカ最後の日」が、遂に公開されました。
◆◆◆作品情報◆◆◆
2024年アメリカ映画
原題 "Civil War"
上映時間:109分
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
もしもアメリカが2つに分断されて、もしも内戦が起きたら…
という設定で、アメリカの内戦を生々しく描いていきます。
もちろんフィクションですが、見ているだけで、そのリアルな描き方にどんどん追い詰められていく衝撃作です。
ジャーナリストたちが戦場で取材する姿、
戦場で戦う兵士、
その環境の中で狂っていく人たちなど…
出てくる人すべての言動がとても細かくキャッチアップされていて、ドキュメンタリー、或いは歴史ドラマなのではないかと思うほど、どんどん物語の世界に引き込まれていく。
物語前半に出てくる「取材しても、それを報道できなければ意味がない」という言葉が、後半色々な意味で響いてきて、鑑賞後も、余韻の中でその言葉が頭の中を駆け巡ります。
結末含め衝撃的な描写が続く中で、どこかゲームの世界を感じさせるような描写があるのも印象的。
映像の切り取り方や音楽など、悲惨な戦争の中で、まるでゲームをクリアした瞬間のような描写が、所々に登場します。
ゲームのような少し軽快な描写と、悲惨で生々しい光景が繰り返される…
ゲームのようなこの光景が、現実に起こり得る今の世の中への、皮肉にも感じられる作品でした。
見て平和を願うというよりは、「現実に起こりませんように!」と願わずにはいられなくなる作品です。
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投稿を表示拝読して、「ゲーム」という言葉が気になりました
本当に、近年の戦争は報じられ方も含め、ゲームのようですよね
その下に死屍累々な惨状があるはずなのに…
そういうのも含め、映画ではどのように描かれているのか、ますます興味湧きました!
惹かれるコラムありがとうございます
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