陽はまた昇る 「VHS✖ベータ」 ビデオ戦争。
陽はまた昇る(2002年)
先日、亡くなった西田敏行の主演映画。低予算ながら豪華なキャスト陣。
主人公:ビクター本社開発部門に勤める開発技師 加賀谷静男:西田敏行
大久保修:渡辺謙
江口涼平:緒形直人
加賀谷圭子:真野響子
柏木夏佳(ソニー研究員・江口の交際相手):篠原涼子
平井友輝(日本ビクタービデオ開発課長):中村育二
服部一義(日本ビクターシステム開発課員):田山涼成
新田泰介(日本ビクタービデオ開発課員):蟹江一平
加賀谷猛(加賀谷家の長男):樹音
小野俊夫(日本ビクターシステム開発課長):加藤満
大木良弘(日本ビクタービデオ開発課員):崔哲浩
小島孝志(日本ビクタービデオ開発課員):永倉大輔
杉沢浩(日本ビクタービデオ開発課員):西田聖志郎
宮下茂夫(日立製作所ビデオ事業部長):新克利
大野久志(三菱電機事業部長):石丸謙二郎
ビクター協力工場の社長:上田耕一
村上雅恵(居酒屋「きのや」の女将):倍賞美津子
ビクター協力工場の社長:中原丈雄
ビクター協力工場の社長:村田則男
着付け教室の先生:内田明里
加賀谷勇次(加賀谷家の次男):石田法嗣
ビクター協力工場の社長:佐藤正明
水泳コーチ:木原光知子
居酒屋の客:降旗康男
小出収美(通産省電子機器課長):國村隼
渡会信一(日本ビクター専務):津嘉山正種
金沢紀之(日本ビクター副社長):石橋蓮司
門脇光蔵(ビクター協力工場の社長):井川比佐志
武田壮吉(日本ビクター社長):夏八木勲
寺山彰(ソニー社長):江守徹
松下幸之助:仲代達矢
この作品の西田敏行の演技は必見です。
作品の背景
会社の危機を救ったのは、会社が見放した男たちだった...。NHKドキュメンタリー番組「プロジェクトX」にも取り上げられたベータマックスの圧倒的有利の下馬評を覆し、遂には世界標準規格へと登りつめたVHS誕生秘話を克明に記したルポルタージュ『映像メディアの世紀 ビデオ・男たちの産業史』(著:佐藤正明)を原作に、リストラ寸前の男たちが夢に賭け、闘い続ける姿を等身大で描く。(toeimoviesより引用)
ビデオの規格について
ビデオの規格には、VHSとベータマックス(ベータ)などがあります。VHSはVideo Home Systemの略で、日本ビクターが1976年に開発した家庭用ビデオ規格です。ベータマックスはソニーが1975年に開発した家庭据え置き用のビデオ規格です。
VHSとベータマックスの主な違いは次のとおりです。
- カセットテープのサイズ:VHSは大きい、ベータマックスは文庫本サイズほど小さい。
- 録画時間:VHSは2時間、ベータマックスは当初は1時間。
- ビデオデッキ:VHSは軽量。
- 互換性:VHSとベータマックスは互換性がありません。
VHSは、部品数が少なく、精密・調整箇所も少なかったため、各メーカーの参入が容易でした。また、ビデオデッキが軽量で、カセットテープの値段が安いことも特徴でした。これらの要因により、VHSは家庭用ビデオ方式のスタンダードとして永く君臨しました。
1980年代後半にはVHSが世界標準となり、ビデオソフトメーカーが販売・レンタルともVHSに一本化したことでソフトが充実していきました
ビデオ戦争について
ビデオの規格を巡り、VHSとベータ、それぞれ販売会社が分かれていました。
ベータ方式についてはソニーを筆頭に東芝、三洋電機、NEC、ゼネラル(現:富士通ゼネラル)。
VHS方式は日本ビクターを中心として松下電器(現・パナソニック)、シャープ、三菱電機、日立製作所などが販売した。家電業界が真っ二つにわれての覇権争いについて「ビデオ戦争」とされた。
このビデオ戦争を今作で描いている。
観終わった後「あきらめてはいけない」と思う隠れた名作です。
ぜひご覧ください。
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投稿を表示録画する時2つ同時にガチャンとレバー下げたりありましたよね~よく失敗しました🤣
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投稿を表示これアダ・マウロは出演してないの?
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