リュック・ベッソン監督による第三の性によるバイオレンスアクション『DOGMANドッグマン』
※2024年8月2日よりTSUTAYAにてレンタル開始!
■DOGMANドッグマン
〈作品データ〉
『ニキータ』や『レオン』、『ANNA/アナ』など、スタイリッシュなバイオレンスアクションを作ってきたリュック・ベッソン監督による新たなるバイオレンスアクション映画!幼い頃から父親に虐待され、酷い扱いを受けて育った主人公の男性は、父親が飼っていた多数の犬たちを心の拠り所にし、その犬たちを使って闇稼業に手を染め、いつしか“ドッグマン”と呼ばれるようになる。“ドッグマン”こと主人公の男性をケイレブ・ランドリー・ジョーンズが演じ、他ジョージョー・T・ギッブス、クリストファー・デナム、クレーメンス・シック、マリサ・ベレンソンが出演。
・公開日:3月8日
・2024年8月2日よりTSUTAYAにてレンタル開始!【PG12】
・上映時間:114分
・配給:クロックワークス
【スタッフ】
監督・脚本:リュック・ベッソン
【キャスト】
ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ、ジョージョー・T・ギッブス、クリストファー・デナム、クレーメンス・シック、マリサ・ベレンソン
原題:Dogman/製作国:フランス/製作年:2023年
公式HP:https://klockworx-v.com/dogman/
〈『DOGMANドッグマン』レビュー〉
かつては『ニキータ』や『レオン』、近年では『LUCY/ルーシー』や『ANNA/アナ』といった斬新なバイオレンスアクションを手掛けたリュック・ベッソン監督最新作『DOGMANドッグマン』。今回は幼少期から家族に恵まれず、唯一己を理解してくれる犬たちにより人生を切り抜けるドラァグクイーン兼裏稼業をする“ドッグマン”の半生記を見る映画で、バイオレンスアクションの要素もあるが、
犬たちと共に生きてきたドッグマンの生き様を見る。
バイオレンスアクションと言うよりは強いて言うならクライムサスペンスで、DVが凄い父と宗教依存が高い兄という家族ガチャ失敗な幼少期から、青年期の失敗と失恋をしながら辿り着いたドラァグクイーンのショーパブと犬を使った裏稼業の様子を見せる。
これまで強い女性によるバイオレンスアクションはいくつか見てきたが、ついに第三の性によるバイオレンスアクションという新境地。『LUCY/ルーシー』や『ANNA/アナ』のように主人公のフィジカルで苦境を切り抜けるアクションの展開ではなく、自分が飼ってる犬を使って相手を攻撃したり、潜入したりする非常に斬新なバイオレンスアクション(?)に仕上がっている。こうした裏稼業のシーンにおけるドッグマンはちょっとレクター博士やジョーカーのような香りがするサイコパスっぽくもあり、独特な雰囲気を持った作品に仕上がっている。
ポップスやシャンソンを踏んだんに使った音楽と愛への渇望やエディット・ピアフの使い方など愛をテーマにしていたことである程度腑に落ちるが、エピソードによっては有耶無耶なものもある。それでもリュック・ベッソン監督の新機軸は概ね楽しめはしたかな。
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投稿を表示これ、今日観ました。
たしかに、ツッコミどころは多かったけど…おもしろかったですね!!
小さい頃のエピソードが、可哀想で可哀想で、オヤジと兄貴をぶん殴ってやりたかったです😭💦
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