あくまでもアマプラオリジナル推しの子として観るべし!
必ずドラマを観ましょう
監督:スミス、松本花菜
時間:129分
聞いた事あるけど、結局どんな話?
何故か(こら)アマプラのドラマを1話観たら、何かが刺さってしまったのである。原作ファンからするとドラマは「どんだけすっ飛ばしてんねん!」らしいのだが、内容が薄くともわかりやすさとスピード感が、にわかの私には良かったようだ。とにもかくにも、アマプラで配信中の『推しの子』を観るべし!!
さて『推しの子』を知らずともYOASOBIが歌った『アイドル』は聴いたことがあるだろう。あの歌詞がそのまんまの世界なのだが、それでも一体、どんなお話なの?と言う方に簡単に説明するなら、これだ。
【復讐】
皆、好きでしょ?復讐の物語。母親が目の前で何者かに殺された。どうやら、それにはまだ見ぬ父親が関係しているようだ。母の仇、はらさでおくべきかー!なのだ。ここに一個プラスされたのが、その子供というのがアイドルを推していたファンだった人の生まれ変わり、という事。だから、自分の推しの子供が自分って意味の題名。しかも、前世の記憶を持ったまま推しの子供として人生をスタートさせている。
母親というのが伝説のアイドルグループ、B小町のセンター、アイ(齋藤飛鳥)だ。ちなみにこの子供が双子。ルビー(齊藤なぎさ)とアクア(櫻井海音)。じゃあ、そのアマプラのドラマを観なくても映画を楽しめるか、と言えば残念ながらNOだ。父親が誰で、何故そんな悲劇に繋がったのかの謎解きもあるし、ルビーが母親のようなアイドルの道を進んでいく、その様子や人間関係が理解できていないと、楽しめない。
前半にドラマでやった要点が描かれたので、私からすると前置きなげーな、となるが言ったように描ききれていない。だったら続きからすぐに始めて欲しかったのは、マイナスポイント。
前はアイドルってアニメ声で歌ってて苦手だったけど、このドラマで聴いてる内にB小町の曲はどれも好きになった。世界的なスーパースターの条件に、私は家族の不幸というのが付き物だと思っている。だから、ルビー達がスターになるのは間違いない、と私は思っていた。
この作品、結構キャストも豪華。
アイの所属事務所の社長、壱護さんは吉田鋼太郎。渋い声が素敵。その奥様ミヤコは、倉科カナ。父親の謎を知るプロデューサー鏑木は要潤。アイが信頼する監督五反田に、金子ノブアキ。アクアの前世、吾郎先生は成田凌。謎のキーパーソン、カミキヒカルを二宮和也が演じていて、後半締めてくれていた。
芸能界の闇、ドラマの裏側、漫画原作の映像化に潜む問題など、かなり大人向けの作品ではあります。また、原作とは全く異なるラストのようなので、映画は必見でございます!
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投稿を表示意外!復讐の話しなんだ😳
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