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DISCASレビュー

すた☆みな バッジ画像
2024/06/28 15:25

ソナチネ・・・ダイ・ハードのようなアクション作品だったが。。

🎦ソナチネ 1993年公開  

 

映像と音楽による「緊張と緩和」が体感できる作品。国内では興行的には振るわなかったが、北野監督とは因縁?(戦メリぬか喜び事件)のカンヌ国際映画祭「ある視点」で選ばれた事により評価は逆輸入する。浜辺で無邪気に遊んでいると思えば、拳銃ロシアンルーレットの張りつめた緊迫感、密室の銃撃戦。
 

ソナチネが観たくなるマル秘話。

 

🔫ソナチネは「ダイ・ハード」のようなアクション作品だった。

この作品のプロデューサーであった奥山和由氏がインタビューにてこう明かしていた。

監督が「ダイ・ハード」みたいな作品をやりたいと言ってきたんので、本当にやりたいの?と聞くと

最後はビルからマシンガンで銃撃戦して人が落ちたりと・・製作費は5億円。

しかし、「家を建てたので6千万かかりました・・」「道を作ったので8千万円・・・」と製作費がかさみ、松竹側は監督を訴える‥とおおモメになった。これ以上の予算はかけられないのでアート系に移行した。

 

🔫鬼才クエンティン・タランティーノが絶賛!

クエンティン・タランティーノ監督がビデオショップの店員だったころ、作品を視聴し「ロシアン ルーレットのシーン全体は、私が今まで見た中で最も面白く、驚くほど衝撃的なシーンの 1 つであり、真の傑作シーンだと思います。」 と語っていた。ぜひそのシーンをご覧ください。

 

🔫驚異の1年以上の連続上映!

映画好きな方は聞いたことがあるであろう映画館「新文芸坐」(しんぶんげいざ)では過去作品やレストア版などの上映を行っている。中でもソナチネは1年を超え連続上映している。

新文芸坐の情報はこちらです。

 

またスクリーンでソナチネを観たい。

 

 

 

 

 

 

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