情熱と革命の国!キューバに行きたくなる映画5選
こんにちは!
そぜです。
『映画×旅』をキーワードに
国内・海外問わずテーマを決めて世界中の
世界遺産と映画ロケ地を巡るのを
ライフワークにしています。
今回は情熱と革命の国キューバに行きたくなる映画をご紹介します!
キューバは日本から見ると地球の反対に
位置している国でチェゲバラやカストロ
などの革命家が有名な社会主義国です。
我々には「キューバ革命」
「社会主義国家」
「アメリカと敵対している国」
など何か怖そうなイメージが先行しがちですが
実際行ったキューバは安全以外の何物でもなく
世界遺産でもある首都ハバナのノスタルジアな街並みレトロなアメリカンクラシックカーが現役で走る光景はタイムトラベル気分を味わえます。
街中に鳴り響くサルサの音楽と路上で当たり前のようにダンスをする日常。物資不足と配給制度で生活は貧しいながらもみんな笑顔にあふれ、どこよりも魅惑にあふれたラテン国でした!
そんな大好きな国キューバの魅力が詰まった珠玉の映画をご紹介します!
1.ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ
【ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ】
- 製作年:1999年
- 製作国:アメリカ・ドイツ・フランス・キューバ
- 上映時間:105分
- 監督:ヴィム・ヴェンダーズ
キューバの伝説のバンドをキューバ音楽に魅せられたヴィム・ヴェンダース監督とギタリスト、ライクーダーが追ったドキュメンタリー。
彼らの個々のパーソナリティーに入り込むドキュメンタリでハバナのレトロな街並みと陽気なスタジオ風景、そして世界に飛んでアムステルダムでのコンサート、ラストのニューヨーク・カーネギーホールでのステージでの熱気と円熟さは正にキューバを感じました。
元々キューバには興味があって、色々調べていましたが、当時映画館で本作を観た瞬間、決定的となってその翌年キューバへ飛んだのを思い出します。
素晴らしい思い出深い作品。
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2.ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ・アディオス
【ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ・アディオス】
- 製作年:2018年
- 製作国:アメリカ
- 上映時間:110分
- 監督:ルーシーウォーカー(総指揮:ヴィム・ヴェンダーズ)
『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』から約18年、グループによるステージでの活動に終止符を打つと決めた現メンバーによる“アディオス”(さよなら)世界ツアーを収めた、名匠ヴィム・ヴェンダース製作総指揮の音楽ドキュメンタリー。
キューバ伝説のバンド『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』から18年。ラストステージを兼ねた世界復活ツアー”アディオス”に密着したドキュメンタリ。
残念ながらメンバーの数人は亡くなっていたがそれでも色褪せず心揺さぶる音楽がそこにあった。最後にホワイトハウスに招かれ、オバマ大統領とバイデン副大統領に招かれ、彼等の前で誇りをもって演奏をする姿はこれがきっかけでアメリカーキューバ間の国交回復につながったのでは、と思うくらいインパクトあった。
前作のブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブと合わせて観ると音楽とハートフルな国民性にどっぷり触れれるのでおすすめです。
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3.ハバナ・モーター・クラブ Havana Motor Club
- 製作年:2015年
- 製作国:アメリカ・キューバ
- 上映時間:80分
キューバの世界遺産でもある首都ハバナを舞台にしたクラシックカーレースのドキュメンタリー。
昔キューバに訪れた時まず街中で目を引いたのがクラシックなアメ車が現役で走り回っている風景でした。
対米関係の悪化で車の輸入がストップした為、修理していくしか選択肢が無い結果なのだが
そんな興奮する光景は世界中でもここしか無いと当日思って一番好きな街の一つになりました。
本作は毎年開催されるカーレースに命を懸けるクラシックカー野郎達にフォーカス。
最後の一騎討ちのシーンは本当に興奮しました。観客の歓喜する姿も現地の興奮が伝わってきます。
まさかのドラマティックな結末も見もの。
ハバナに行くと、そんな彼らの誇りが詰まったクラシックカーが街中現役で走り回っていて
気軽に声をかけると乗せてもらえたり。
またキューバに行きたくなる、
そんな映画です。
※実際に走っているクラシックカー達
4.モーターサイクル・ダイアリーズ
- 製作年:2004年
- 製作国:アメリカ・イギリス
- 上映時間:127分
- 監督:ウォルター・サレス(総指揮:ロバート・レッドフォード)
〈革命家がまだ医師だった頃の想ひでぽろぽろ〉
キューバ革命で重要な役割を果たした革命家チェゲバラが医大生エルネストだった時代、
友人のアルベルトとにバイクで12,000キロの南米大陸縦断の様子を描くロードトリップ映画。
前職を辞めた時、世界を放浪しようと思っていたのですが本作と上述のブエナビスタソシアルクラブを観てキューバ一択になりました。
目的の一つに彼の墓があるサンタクララという街に行くことで彼の墓参りもしてきました。
何かすごいものをいただいて帰ってきた気がしました。そんなキューバにとって素晴らしい功績を遺した彼がまだ一般人だった時のたわいもないバイクの旅が既に行く先々で出会う人に影響を与えていく姿はカリスマの片鱗が垣間見えました。
素直に旅をしたくなる映画。
ゲバラ役のガエルガルシアが魅力的すぎなので注意笑。
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5.シェフ 三ツ星フードトラック始めました
- 製作年:2015年
- 製作国:アメリカ
- 上映時間:115分
- 監督:ジョン・ファブロー
本作は厳密にはアメリカのロードムービーですがキューバサンドがキーとなっており
随所随所でキューバを感じられるのでご紹介します!
『アイアンマン』の監督ジョン・ファヴローが自ら主演のグルメロードムービー。
ストーリーが上手い!キャストが巧い!
マーケティングが旨い!映像、そしてキューバサンドが美味い!!
ストーリーが素晴らしい!
泣き笑いあり、喜怒哀楽全てぶっ込まれてて最高でした。劇場で観ましたがほんとに盛り上がっていました。
キャストが絶妙!
どこでもいるおっさんの役が実はジョン・ファヴァロー監督だったのを後で知ってびっくり。他にもダスティ・ホフマンやスカーレットヨハンソンとかそうそうたる面々で終始にやにやしながら観れます。
スカレットヨハンソン大好きな私には
彼女の後半フェイドアウトぷりが少しマイナスですが笑。
マーケティングも秀逸!
劇中でキーとなるのがSNS。ツイッターやフェイスブック、ユーチューブ、1秒映像アプリなどが宣伝手法として使われているが、それにリンクして実際のSNSでも展開しているのが素敵でした。結構なコンテンツ充実っぷりに感心した。
映像はもう美味しいよね!
ロサンゼルスからフロリダにぶっ飛び、そこからキッチンカーで西に戻るまでの各都市の風景が素敵。
音楽や料理はもうキューバ!
キューバサンドイッチがもはや主役wの映画なのでサルサに合わせて身体が自然と動く動く。
ラテン系の血が騒ぎます(誰)
また調理の音とか料理の撮り方とかもう口の中が大洪水に。キューバサンドイッチなんとしてでも食べたくなりますので是非キューバで本場ものを!
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いかがだったでしょうか。
これから本格的に暑くなる季節。本作を観て、心も身体も熱さと情熱を感じて是非地球の裏側のキューバを訪れてみてください!
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映画に出てきた世界遺産
【ハバナの街並み】
国名:キューバ
世界遺産名:オールド・ハバナとその要塞群
登録年:1984年
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