映画は実は: 音>映像!
映画を観ていて、この作品なんとなくB級感があるなぁ、、
そんなことを直感的に感じたことがみなさん一度はあるかと思います。
もちろん、ポスターの作りや題名から感じる時もあるかとは思いますが、このB級感(悪い言い方をすると安っぽさ)は映像や俳優の演技、ストーリーではなく『音』に原因がある事が多いんです。
いくら映像が美しく完璧な構図であっても、音が悪いとその映像美は半減され、素人感が増します。逆に映像が安っぽくても音が良いと、それなりに高級感が増す。
脳内で具体的にどのような働きがあって人間がこう感じるかは語れませんが、映画制作でプロと素人の一番の違いはそこにあり、素人作品は音をしっかり収録することを大抵後回しにし、台詞が聞こえづらかったり、響いてしまっていたりということがほとんど。それが、我々の脳内で『安っぽい』という認識に変換されます。*これは映画を観る環境ももちろんですが、元の音がしっかり作られているものはどんな環境で聴いても高級感があります。
映画の音の収録は撮影より難しい事が多く、その結果、後から台詞を再度スタジオで撮り直したり、効果音などはほぼ100%フォーリーアーティスト(効果音を作る方)が入念に映像に合わせ一つ一つ音を作り上げていきます。
ぜひお好きな作品、再度音に注目して観てみてください!新しい発見があるかと思います。
また、ホームシアターを作りたい!よりいい環境で映画を観たい!と思われている方、テレビの大きさより、まずは音周りから見直す事でかなり大きな変化を感じられる場合があります!
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