オールブラックで挑むカルメン
🎦カルメン🎦
1954年 アメリカ
監督:オットー・プレミンジャー
出演:ドロシー・ダンドリッジ 、 ハリー・ベラフォンテ 、 パール・ベイリー 、 ダイアン キャロル、ロイ・グレン
監督は『ローラ殺人事件』や『帰らざる河』のオットー・プレミンジャー監督。
ビゼーのオペラを元に、オール黒人キャストで描いたブロードウェイミュージカル「カルメン・ジョーンズ」の映画化です。
ドロシー・ダンドリッジ演じる自由奔放なカルメンは、妖艶で魅力的。
「カルメン・ジョーンズ」の方は第二次世界大戦中を舞台にオールブラックで上演したものですが、こちらは時を1950年代に移して、同じく登場人物はすべて黒人。アメリカ軍に黒人しかいないというのは、どこか不自然ではあるのですが、オールブラックに拘った監督の心意気を感じる作品です。
なんといってもカルメン・ジョーンズを演じるドロシー・ダンドリッジが美人でスタイルも抜群、歌もダンスも上手い!アカデミー主演女優賞にノミネートされたものの、残念ながら黒人ということで受賞にはならなかったそうです。作品としては、1954年のゴールデン・グローブ賞ミュージカル作品賞を受賞しています。
カルメンの妖艶な魅力に翻弄され人生を破滅させることになる男ジョー(オペラではドン=ホセ)を演じるのはハリー・べラフォンテ。若きべラフォンテはとても綺麗なお顔をされていたことを知り驚きました😁
ビゼーの聞き慣れた曲に独自の歌詞をつけてのミュージカルは、悲劇でありながらも楽しい作品でした。
ま、結局ビゼーの「カルメン」同様に、男ってバカね、っていうお話なんですけどね😅 これも配信では見ることが出来ない作品です。
因みにオットー・プレミンジャー監督作品で、私が一番好きな作品はこちら。ハラハラドキドキを楽しみたいたなら🎦バニー・レークは行方不明🎦がお勧めです。詳細はこちら【心が疲れた時に見たい古き良き時代の映画6選(洋画編)】でもご紹介していますのでチェックしてみてくださいね。
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投稿を表示「カルメン」はオットー・プレミンジャーでしたか。
既にリストイン済なのですが、魔女さんのアップを拝読し、順番調整しようかと思っています。
オール黒人キャストのミュージカル、おおいに興味あります。
>ビゼーの聞き慣れた曲に独自の歌詞をつけてのミュージカルは、悲劇でありながらも楽しい作品でした。
おお、ますます観たくなる!
ちゃんと「バニー・レイクは行方不明」も載せてますね。
さすがです。
2024.08.12
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