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⚡️ジャスティスリーグ : スナイダーカット⚡️

2023.06.16(金)公開、ザ・フラッシュの記念を兼ねて、大好きなDCコミックスの投稿を!

今回ご紹介するのは2021年公開(ストリーミーグ/ブルーレイ)の『ジャスティス・リーグ : ザック・スナイダーカット』。(原題: Zack Snyder's Justice League)

ジャスティスリーグ : ザック・スナイダーカット 4Kスチールブックブルーレイ

この『ザック・スナイダーカット版』とは?
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もともと2017年に公開された、DCコミックスの『ジャスティス・リーグ』のいわばディレクターズカット版(ディレクターズカットとは監督の本来求めていた内容、編集されたもの。劇場公開されるもののほとんどはプロデューサーや配給会社により興行収入を重視した調整が入り、監督が見せたいものとは異なる。そのため、ブルーレイ発売時など監督が本来見せたかったバージョンが含まれる場合がある。)

ということで、このスナイダーカット版とは監督のザック・スナイダー(300、ウォッチメン、エンジェルウォーズ、マンオブスティール、バットマンvsスーパーマン等)が本来観客に見せたかったバージョンとなる。

ただし・・・
この作品、公開にあたり"深いバックストーリー"があるんです...

ジャスティスリーグ:ザックスナイダーカットをタロシアターにて

冒頭に書いた通り、劇場版の公開は2017年。
ザック・スナイダー監督が指揮をとったが、ジョス・ウェドン監督(アベンジャーズ)が仕上げている。

これは、ザック・スナイダー監督の娘さんが制作途中亡くなられたところにある。スナイダー監督が途中降板し、ジョス監督にバトンタッチされた。

公開されたジョス・ウェドン監督版は必然的に追加撮影されたカットや、彼なりの編集スタイル、色味となり、DCコミックス作品ではなくジョス監督ならではのマーベルよりの作風になったことによって、DCファンからは酷評。SNS上では相当叩かれていたのが記憶に新しい。タロはもちろん初日映画館で鑑賞、たしかに今までのザックの作風とは異なると感じたもののこれはこれで普通に楽しめた。

ファンからの酷評が続くの中、その声はさらに大きくなり『ザック・スナイダーの復帰』、『ザック・スナイダー版』の公開を求める活動が始まった。

それが、#releasethesnydercut  (リリース ザ スナイダーカット : スナイダーカットの公開を!)という大きな話題になり、毎日のようにSNS上で拡散された。たしか署名活動なども当時あった気がする。

そして... 来たる 2020.5.20... 公開から3年後、

スナイダーカットの公開が決定したとスナイダー監督から発表が。

これには世界が驚きと共にファンの誰もが喜んだ。その時の衝撃は未だに忘れられない。これはスナイダー監督の作品が観られる喜びと、娘さんの不幸を乗り越えてスナイダー監督が復帰したところにある。

当初はHBOのみの配信となはなったものの、その後ブルーレイの発売がされ大絶賛された。

このバックストーリーを知った上でスナイダーカット版と公開版を観るといろいろと考えさせられものがある。ザック監督の娘さんへの気持ち、ファンの熱い応援、そしてもちろん酷評ではあったものの途中から担当をしたジョス監督の責任。

なによりファンがSNS上で一体となり、ザック・スナイダーとワーナーブラザーズ、DCコミックスを動かした事は歴史に残る出来事といっても過言ではない。

この動きがあって、業界で革命が起き、SNSからの要望などを取り入れる作品が多くなったのだとタロは考えている。

ぜひ公開版の『ジャスティスリーグ』、そして『ザック・スナイダー版』監督やファンの気持ちを考えながらみてみるのもおすすめです。

RIP: オータム・スナイダー

by タロ

 

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ザックスナイダーカット版はフルIMAX画角で収録。高さを重視した画角のため、全編画面左右に黒帯があります。(画角比 4:3)

 

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