テナント　恐怖を借りた男

ロマン・ポランスキー自身が役者としてのクレジットも入れず、
主演＆監督した　気弱な男が事故物件を借りて、どうなったか　という話でごわす
久しぶりに観返したんですけど　導入部はすんなり、入れました　要らぬ怖がらせなどなくフツーに
ロマンは、リーズナブルに社会と接する努力をしております！というのがよくわかりました
すんまへんすんまへんという感じを装い、実はしたたかというでもなく

そんな彼に、被害妄想というか狂気が飛び火してしまう感じが怖い　フツーに怖い
日本で言う”村” がこの借りちゃったアパルトマンの住人などの小社会に巣くっており、
それに押しつぶされるように、じわじわ普通に狂っていく主人公

　
サスペンスとジャンル分けされてるけどサスペンド（宙ぶらりん）しない珍しいホラーだと思いました

なぜか出ているイザベル・アジャーニーは奔放な感じで、気になっちゃいますねー

11PM（昔のTV番組）の映画紹介コーナーで見た記憶がありますが、日本では劇場公開しなかったとウィキペディアに書いてある　おかしいなぁ？？
当時、確か「間借り人」とか言うタイトルだったような気がします　偽りの記憶だろうか？

レンタルは　コチラ