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私の好きな映画

シモ坊
2023/03/06 16:35

たった一回しか笑わなかったコメディ映画

“笑い”にまつわる名言 

 

 “天才ギャグマンガ家”の赤塚不二夫がかつて言っていた。

「本当に面白いコメディ、喜劇は何度も笑ったりはしない。

笑うのはたった一回だけ。凄く面白ければ最初から最後まで笑いっぱなしで、

口を閉じるヒマがない。だから笑うのは一回。これが本当に面白いという事なのだ」

 

 そんなに面白いもん、本当にあるのか!?

な~んて思ってたら、実際にあった。

 それが、日本で1977年に公開されたメル・ブルックス監督のコメディ作品。

 

映画「サイレント・ムービー

 ホントに面白い!

腹抱えて笑うギャグのオンパレード!

とにかくクダラナイ(これは、褒め言葉、とても素敵な事なんです)!!

 

 一番の魅力は何たって「サイレント」な事。

全て視覚的なギャグなので、英語の分からない日本人でもよ~く分かる。

 言葉での笑い、英語でやられると客席で笑うのは外国人だけという

悔しい体験をしないのがとてもGOOD。

 それと出演者のマーティ・フェルドマンの動きと表情がまたクダラナイの極致。 

 

豪華ゲスト陣までがギャグを 

 

 ゲストも豪華で、

*ポール・ニューマン

*ライザ・ミネリ

*バート・レイノルズ

*ジェームズ・カーン

 

 そして、映画「奇跡の人」のサリヴァン先生役でオスカーに輝いた

アン・バンクロフトも出演。私生活で監督のメル・ブルックスと夫婦であるとはいえ、

こんなバカバカしい映画に協力するなんて大したもんです。さすが、夫婦愛。

 

 それと、もう一人、世界的なパントマイム・アーティストの

マルセル・マルソーも出て来て、一発大きなギャグをかます。

これが洒落てんだなぁ。一体、何が!?それは観てのお楽しみ。

 見終わった後に、あらためてタイトルを目にして気づくはず。

 

 英語が分からない日本人が笑えて、

頭の中にBAKAの花が咲きっぱなしになるコメディの名作、

それが「サイレント・ムービー」なのだ~!

 

おまけの噺

 

 同じメル・ブルックス作品の「ヤング・フランケンシュタイン

(通称“ヤンフラ”)も面白い、お勧めです。

 

 ちなみに、1977年、松下電器のポータブルテレビ“トランザム”のCM。

このCMで大相撲の高見山が大きな身体を揺すってタップを踊り、当時、大きな話題になりました。

このアイデアの元は「ヤング・フランケンシュタイン」の1シーンからだと言われています。

ま、こんな事知ってたって死ぬまで役に立つことないやね。スンマセン、失礼しました~!

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1 件の返信 (新着順)
すた☆みな バッジ画像
2023/03/06 22:33

1977年、松下電器のポータブルテレビ“トランザム”のCM。なんとなく覚えています。サイレント・ムービー観たいです!