アンコールワットを撮りたくて。カンボジアへ行きたくなる映画
こんにちは!
そぜです。
『映画×旅』をキーワードに
国内・海外問わずテーマを決めて世界中の世界遺産と映画ロケ地を巡るのをライフワークにしています。
突然ですが皆さんは旅が好きですか?
実は今もこのコラムを旅先のプーケットから書いています。
プーケットと言えばピピ島を舞台にした有名過ぎる作品がありますがその紹介はまたの機会に^^。
今回紹介する作品は
『地雷を踏んだらサヨウナラ One Step on a Mine, It’s All Over. 』です。
本作は私が学生時代に観た後、余りに衝撃を受けてそのまま旅行代理店に駆け込み、チケット握りしめて翌週にカンボジアへ向かったほど。
つまり、私にとって『旅×映画』人生を
決定づけてくれた大切な作品です。
あらすじは
1972年、ベトナム戦争時にカンボジア解放軍の支配下に置かれたアンコールワットの写真に命を賭けた当時25歳の戦場カメラマン一ノ瀬泰造の半生を描いた半実話で彼の同タイトルの手記をベースに作られています。
誰もが写真に収めれなかったアンコールワットを撮りたい一心で一度は国外退去となるもベトナムから密入国を果たし、友人の結婚式に参加した後、
『One Step on a Mine, It’s All Over. 』
と言葉を残してアンコールワットへ向かったまま消息不明となりました。
そんな彼が命を懸けてでも観たかったアンコールワットはシェムリアップというカンボジア北西部の町にあり1992年に世界文化遺産として登録されたアンコール遺跡群の中でも代表的な遺跡で、その美しすぎる建造物と数々の宗教的要素が融合された寺院はカンボジアのシンボルとして国旗の中央に描かれています。
私が見たアンコールワットは本当に素晴らしく、朝日・夕陽はもちろん遺跡をくまなく歩いては一ノ瀬泰三になった気持ちで数日写真を撮り続けていました。
そしてその後は一ノ瀬泰造が眠る墓へ。
アンコールワットからバイクで15分ほど行った場所にあり、現地は地元の子供たちが丁度ボランティアで清掃していました。
墓のすぐそばにある小さな小屋には彼の写真や記事訪問ノートが置いてあり、管理人が丁寧に
一ノ瀬泰三が地元の人にリスペクトされているかを説明してくれました。
とにかく自分の感情・人生を激しく揺さぶられた作品です。
カンボジア渡航以降は海外旅行にハマり、
バックパック持って一人旅に出たり
アンコールワットをきっかけに世界遺産に興味が湧いて今では世界遺産検定1級を取ってアンバサダーをさせていただいたり。
文字通り本作は自分の人生を変えてくれた名作です。
安川午朗の音楽も素晴らしいです。
このテーマソングを聴いてチャリに乗るとそれだけで大事なところに向かっている様な気持ちになれます。
是非本作を観て、彼の代わりにアンコールワットを観てきてください!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
- 映画
【地雷を踏んだらサヨウナラ One Step on a Mine, It’s All Over】
製作年:1999年
製作国:日本
上映時間:111分
監督:五十嵐匠
- 旅
【アンコールワット遺跡】
国名:カンボジア
世界遺産名:アンコールの遺跡群
登録年:1992年
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
@keizy_soze でInstagramもやっています。
年平均300本ペース
生涯6,000本観ている中から
毎日作品レビュー
毎週テーマ別で珠玉の映画を紹介しています
Instagram以前のレビューは1000本以上Filmarksで投稿しています。
ミュートしたユーザーの投稿です。
投稿を表示DISCASさんには『 地雷を踏んだらサヨウナラ 』はないですが、ドキュメンタリーの『 TAIZO ~戦場カメラマン・一ノ瀬泰造の真実~」はありますね。
辛めのレビューを書いてしまいましたが、同業者のジャーナリストたちの無念ゆえの苦言を観たり読んだりしたので。
一ノ瀬泰造がカンボジアの人たちに尊敬され愛されてるのは言うまでもありません。
ミュートしたユーザーの投稿です。
投稿を表示