カニさん
2023/09/08 10:24
アドベンチャーは モーニングアフター
ポセイドン・アドベンチャー
生まれて初めてオールスターキャスト・パニック映画というものを認識したのが、この映画です
(この後、タワーリング・インフェルノ(1974年)大地震(1974年)と続く この前の 大空港(1970)は子供過ぎてスルーしてます)
オールスターと言っても、子供の私は、ジーン・ハックマン(俺たちに明日はない に出てた人や!)とアーネスト・ボーグナイン(西部劇いっぱい出てる人や!)しか知りませんでしたが
おまけに主題歌が大ヒット ラジオからよく流れていました ゼアズ ガット ビー ア モーニングアフター~♪
聞きつつアメリカでなにかが起こってると公開までぞわぞわしてた少年でした(それは「ジョーズ」(MEGの元)のときもそうやった)
大みそかのパーティの最中、大津波で転覆、沈没寸前の豪華客船ポセイドン号からの脱出劇であります
パーティまでの伏線というか主要乗客の紹介にまったく無駄がありません
生意気やけど賢い子役とか、神は自分の中にいると説教する型破りな牧師とか
恐妻家だけど威勢のいいおっちゃんとか、イスラエルまで孫に会いに行く(船はNY発アテネ着を予定)ジュ―イッシュの肥満おばさん夫婦とか エトセトラ
船がひっくり返って海上に出てる船底へ救出の望みをかけて向かう脱出シーンに入ると
仲間割れ、意見食い違い、諍いのオンパレード 火、煙、鉄砲水、エレメントもオールスター
CGが無い時代やから、巨大セットを使って(知らんけど)ド直球の熱血アクション満載!蒸気とオイルのにおいが伝わってくる
パニック映画はこうでなきゃいかん
レンタルは コチラ
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投稿を表示また、お邪魔します。さっちゃんです。
自分のコラムをさぼって他のコラムニストさんがアップしたコラムばかり読んで「うまいなー。」と感心しております。
ところで、何故か、カニさんのコラムがビシビシ私の守備範囲に入ってまいります。本作はカニさんと同じように公開を待って劇場へ出かけて、あの客船が一瞬でひっくり返るシークエンスを見て「凄いなー。」と口を開けていた記憶があります。
そのとき感じたのが狩猟民族というのは生きることに貪欲だなぁということです。これは誉め言葉なので誤解なきよう。日本人というのは割合、人生に関しても淡白なところがあって、太平洋戦争でも艦船のダメコン(ダメージ・コントロール)で米軍に差を付けられてて、ミッドウェー海戦でもダメコンが成功すれば沈まずに済んだ艦があったという説もありますから。
話を本筋に戻すと、事故のあとは上下が逆になっていて船底へ向かう道が海面に向かっているという絵面も面白く、登場人物それぞれの生き方が明確に描かれていて、それが大げさになっていないのは極限状況だからだろうと考えられた脚本にも(後になってですが)感心しました。
だけど、これも後になってなのですが、海の真ん中で津波は発生しないよなということに気づいて、でも、面白いから、そういう野暮は言いっこなしねと思ったものです。
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