GINZA誌 5月号は「映画とファッション」
■はじめに
最寄りの営団地下鉄構内で、この雑誌のポスターに、思わずくぎ付けになり、その日の夕方に雑誌をゲットした。表紙は、今を時めく安藤サクラ。(はじめて観る雑誌でもある。)
フランス映画関係の気になる部分を抜粋し、簡単にご紹介しますが、ご興味があれば、手にしてみて下さい。
https://ginzamag.com/categories/magazine/447696
■P61(名作でみつけたお手本ルック)
「家庭」(トリュフォー、1970)、「殺意の夏」(1970)、「春のソナタ」(ロメール、1990)、「ドリーマーズ」(2003)が選ばれている。
「家庭」ではバイオリンの先生をするクロード・ジャドの品の良い洋服にカチューシャとか、洋服と同じ共布のヘアバンドが注目されている様子。「春のソナタ」の音楽学校に通うナターシャは劇中でシューマン等の曲を演奏していた。「殺意の夏」のアジャーニはかなり奔放な役だった。
■P67(Film News Collection)
Chanelの来季のコレクションで、名作「男と女」(1966)のシーンを、ペネロペ・クルスとブラッド・ピットで再現している。映画の舞台ドーヴィルは、1912年にシャネルが帽子店をオープンしたゆかりの地でもある。
■P78-79(永遠のヒロイン分析)
6名の大女優のうち、フランスで活躍した4名の女優について代表作と一緒に抜粋する。
「勝手にしやがれ」(1960)のジーン・セバーグはアメリカ出身、「軽蔑」(1963 )はブリジット・バルドー、「シェルブールの雨傘」(1964)のカトリーヌ・ドヌーヴ、「はなればなれに」(1964)はゴダールのミューズでデンマーク出身のアンナ・カリーナの4名は、60代を飾るスターだったのだ。
●最後に
ファションと言えば、最近、フランスのアニエス・ベー(ブランドでもある)が映画に興味があり、各種映画等のアート活動を支援しているときいた。まず、”J’aime le cinema(映画が好き)”というロゴのTシャツを買ってしまった。青山のギャラリーのある店舗で写真展も鑑賞してきた。
映画とファッションやアートは、やはり接点があると、あらためて思う。