まねできない空気感! 愛すべきヨランド・モローの不思議
まねできない空気感! 愛すべきヨランド・モローの不思議◆ヨランド・モローとは? ベルギー出身のヨランド・モローは、日本ではセザール賞の作品賞と主演女優賞を受賞している「セラフィーヌの庭」(2008)で有名であるが、その前の「アメリ」(2001)でもコンシェルジュ役で顔は知られている。最近では、「セラフィーヌの庭」と同じマルタン・プロヴォ監督の、「5
紅い「エミリア・ペレス!」(2024)
紅い「エミリア・ペレス!」(2024)◆監督と作品の概要 「真夜中のピアニスト」、「預言者」、「パリ13区」などでフランスを代表する名匠として知られるジャック・オーディアールが手がけ、カンヌ国際映画祭審査員賞及び女優賞、セザール賞の作品賞及び監督賞の受賞、及びアカデミー賞でも多数部門でノミネートと、何かと話題をさらった作品
究極のフランスのモノクロ・フィルム!
究極のフランスのモノクロ・フィルム!◆はじめに フランス映画に限らず、60年代まではモノクロ・フィルムが主流であったが、その後はカラー・フィルムに移行する。あえて、最近の映画作品がモノクロなのには、それなりの訳がある。 いずれも話題を呼んだ秀作3作品を再度観たばかりなので、ご紹介する。1本は以前ネット配信で鑑賞したにもかかわらず、
横浜フランス映画祭2025のイベント 「モンテクリスト伯」
横浜フランス映画祭2025のイベント 「モンテクリスト伯」◆「モンテクリスト伯(Le Comte de Monte-Cristo)」 横浜フランス映画祭2025のオープニング上映が「モンテクリスト伯(Le Comte de Monte-Cristo)」だったので、映画上映を先行予約するも、残念ながら当選できなかった。かわって、トークセッショ
サクラと「白夜(Quatre Nuits d’un Reveur)」(1971)
サクラと「白夜(Quatre Nuits d’un Reveur)」(1971)◆はじめに 3/7の公開を待ち、ロベール・ブレッソンの本作を、先週8日に鑑賞にいった。めずらしく、コンパクトで使いやすいポスターも販売されていたので、早速購入。ちょうど、ユニクロで買った桜も、既に早めに開花したので、嬉しくなり、ポスターと一緒に撮影した。 ◆概要 画家の卵であるジャックはある
❤100均の映画パンフレット!大人買い(パート2)
❤100均の映画パンフレット!大人買い(パート2)◆つづき パート1に続き、興味深い、「ギャルソン!」と「従妹ベット」他のパンフレットをご紹介する。 ◆「ギャルソン!」(1983) クロード・ソーテ監督で、イヴ・モンタンが主演をした。パンフレットに料理作品が掲載されていて、素敵。 ◆「従妹ベット」(1998) 原作は
❤100均の映画パンフレット!大人買い(パート1)
❤100均の映画パンフレット!大人買い(パート1)◆はじめに 数10年前に上京した頃は、学芸大学駅から15分のところに住んでいたので、多少、学大の商店街には地の利があった。先週土曜、駅前のマッターホーンのチョコレートケーキ(ダミエ)が食べたくなり、久々に買った後、商店街を歩き中盤当たりの古本屋に立ち寄った。なんと、好きな映画のパンフレットが店頭
映画愛にあふれた、デプレシャンの「映画を愛する君へ(Spectateurs!)」
映画愛にあふれた、デプレシャンの「映画を愛する君へ(Spectateurs!)」◆「映画を愛する君へ(Spectateurs!)」(2024) アルノー・デプレシャン監督が、自らの分身といえる「そして僕は恋をする」でマチュー・アマルリックが演じたポール・デダリュスを主役に据え、少年ポールと映画の出会いから始まる彼の映画人生を通して、監督自身の映画と映画館への愛を詰め込んだ
クイズ:フランス映画に登場する俳優とタイトル!(回答更新中)
クイズ:フランス映画に登場する俳優とタイトル!(回答更新中)❤比較的最近のフランス映画から、クイズで 俳優 と タイトル を当てて下さい! 古くても2017年位から、比較的最近のフランス映画等の作品を選んでみました。俳優は、知っておいたほうがよいと思う人をピックアップしています。 ❤ 作品とヒント! (6つの作品はallcinemaの画像を引用)※
サガン原作の「水の中の小さな太陽」(「悲しみよこんにちはⅡ」)
サガン原作の「水の中の小さな太陽」(「悲しみよこんにちはⅡ」)◆はじめに マニアのページでシーンから作品名を当てるクイズを出したが、鑑賞機会も少ないので、難しかったかもしれない(パリとリモージュで撮影)が、ミシェル・ルグランがエンディングで歌っている「愛のささやき(Dis Moi)」が素敵なので恋愛映画としてご紹介する。(日本では、ほぼ知られてない様だが、