A24×ケリー・ライカート

映画史に刻まれる最強タッグが実現‼︎

こんにちは！
「ポップコーン片手に🍿」のかこです。
 

早速ですが、皆さんはドーナツは好きですか？
私は好きでよく食べるのですが、今回紹介する映画は、そのドーナツで一攫千金を狙う物語、
12月22日公開『ファースト・カウ』です。

オフィシャルサイトによると、
世界の映画祭でお披露目されるやいなや、たちまち絶賛の声が上がり157部門にノミネート、27部門を受賞。

さらに映画人からの評価も高く、ポン・ジュノ、ジム・ジャームッシュ、トッド・ヘインズ濱口竜介ら、名だたる監督たちが口を揃えて本作を称賛している。との事です。

いやぁ、とても気になります！

ーあらすじー

物語の舞台は1820年代、西部開拓時代のオレゴン。アメリカン・ドリームを求めて未開の地にやってきた料理人のクッキーと、
中国人移民のキング・ルー。

共に成功を夢見る2人は自然と意気投合し、
やがてある大胆な計画を思いつく。

それは、この地に初めてやってきた“富の象徴”である、たった一頭の牛からミルクを盗み
ドーナツで一攫千金を狙うという、
甘い甘いビジネスだった！

ドーナツで一攫千金を狙う人物が料理人クッキー。ドーナツとクッキー？すでに甘い匂いが漂っていますが。

心優しい料理人クッキーを演じるのはジョン・マガロ  。「マネー・ショート華麗なる大逆転」「キャロル」の他、本作の監督ケリー・ライカートの最新作「ショーイング・アップ」にも出演されています。

クッキーの相棒で中国系移民キング・ルー役はオリオン・リー  。舞台俳優としても活躍されているそうです。コメディ映画「やっぱり契約破棄していいですか⁉︎」などレンタル作品以外にも様々な映画にも出演されています。

仲買商役がトビー・ジョーンズ。
「ミスト」「裏切りのサーカス」「エンパイア・オブ・ライト」などに出演、存在感のあるイギリスを代表する名俳優です。

監督はケリー・ライカート。

友情を中心とした会話劇、ロードムービーが得意な印象があります。どの作品も胸騒ぎがするんですよね、それは監督作品の特徴でもあるセリフなしの静止画のようなシーンが冒頭や途中で度々カットインするからだと思います。

無音に近い暗雲垂れ込める様子は、これから何が起こるのか？観客に考える余白を充分に与えてくれる、私はそこが好きです。
ゆっくりと進む作品が多いので、早い展開を求める方には物足りないかもしれませんが、本作では早い段階で気になるシーンがあるとか。
 

ケリー・ライカートらしさを残しつつも、それがどうラストに繋がるのか、展開がとても楽しみです。

そしてタッグを組むのはA24スタジオ！
毎年印象に残った映画を振り返ると、私はA24作品率が高いです！

先日シネマニストのじゅーんさんも同スタジオのホラー「TALK TO ME トーク・トゥ・ミー」を紹介されていました。私もすごく楽しみにしている作品です、正反対な内容だと思うので私は両方鑑賞する予定です。
 

それに‼︎ 本作以外にも日本初公開となる11作品を特集上映する「A24の知られざる映画たち presented by U-NEXT」の開催が決定。
12月22日より4週間限定、全国4都市の映画館で上映されるという、スタジオファンとしてはとても楽しみな企画です‼︎ 
 

話しを戻して…
ネタバレなし、期待を込めて紹介させて頂いた『ファースト・カウ』

ドーナツビジネスは甘いのか、
それとも苦いのか？
 

はるか昔1820年の西部開拓時代のアメリカから現代へのメッセージとも受け取れる本作、
鑑賞後はドーナツが食べたくなるかもしれませんね。
 

『ファースト・カウ』
オフィシャルサイトはこちら

読んで頂きありがとうございました
 

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