カニさん
2023/04/08 12:02
ラストワルツは私に
ラスト・ワルツ (1978)
THE LAST WALTZ
あれは18歳の頃か、FM大阪の試写会が当たって、普段はコンサートなどで使われる
フェスティバルホールで観ました(厚生年金会館かも 記憶あいまい)
この映画はザ・バンドの解散コンサートとインタビューのドキュメンタリーで豪華なゲストが次々と出てきます
試写会場でエリック・クラプトンがスクリーンに登場した時には、
会場から拍手が沸き起こり、自分も胸に熱いものがこみ上げた覚えがあります
コンサートツアーは大阪会場が盛り上がると聞いたことがあるので
系列のFM東京の試写会では、どうだったんでしょうか?
監督は、なんと あのマーチン・スコセージ!(昔の言い方)ディレクター・オブ・フォトグラフィはマイケル・チャップマン。この人、スコセージ組の『タクシードライバー』」やハリソン・フォードの『逃亡者』などを手掛けてて好きなんですけど、この映画の中で一か所、(レヴォン・ヘルムボーカルのオールド・ディキシー・ダウン演奏時)見当違いなパン(カメラの撮影方向を水平(左右)に動かすこと)のミスがあり、そのまま本編に使っちゃってるのですが、逆にドキュメンタリー感・ライブ感が出てたりなんかして。
なんといっても痺れたのは、冒頭のシーン。
映画はコンサート最後の曲の演奏シーンから始まったと思います。アンコールでザ・バンドのロビー・ロバートソンがステージに出てきて、客に向かって言ったとさ
「まだ、いたのか」
くぅーーー カッコ良すぎる。英語では「You're still there, huh?」で訳も素晴らしい(って直訳か?)
トーゼン、音がよいので、重低音強化でお楽しみください
(髭厚 ガース・ハドソンのオルガンとか肚にしみますよ)
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投稿を表示「ラスト・ワルツ」、良いですよね。ロックの時代に一つのピリオドを打ったコンサート。ディランが出て来て「フォーエバー・ヤング」を歌った時には涙がこぼれました。
ゲストに、ニール・ダイアモンドが出て来た時にはビックリ!いくら、ザ・バンドと同じカナダ出身とはいえ、場違い・・・と思っていたら、聞いた話だと、この頃、ロビー・ロバートソンがちょうどニール・ダイアモンドのアルバムのプロデュースをやってたとかで・・・なら仕方ない、と納得した覚えがあります。
ニール・ヤング、ジョニ・ミッチェルも良いんですよね。