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【実話】最新作「OUT」を観る前に「ドロップ」をミロ🐈

品川庄司の品川ヒロシ監督最新作「OUT」が11月17日より公開予定

(C)2023「OUT」製作委員会

「OUT」は、監督の友人である井口達也さんを主人公に描かれた大人気コミックの実写化作品

そして、この井口達也さん
実は監督のデビュー作である「ドロップ」でも既に、バリバリの荒れ狂いっぷりを発揮されてるんです

今回は「OUT」を観るまえにおさえておきたい
品川監督と井口達也さんとの出会いを描いた実話映画「ドロップ」をご紹介します

(C)2009「ドロップ」製作委員会


「ドロップ」 
2009年公開 122分 
監督:品川ヒロシ
脚本:品川ヒロシ
原作:品川ヒロシ
キャスト:成宮寛貴
   水嶋ヒロ
   本仮屋ユイカ
   上地雄輔


「俺、公立に行って、憧れのヤンキーになっから」

(C)2009「ドロップ」製作委員会

私立の中学に通っていた主人公ヒロシは、ヤンキーになることに憧れて、公立中学へと編入

「おい転校生、ちょっと付き合え」

 

早速、見るからに厳ついヤンキーからのお誘いに、内心ウキウキでついていくヒロシ

しかし、連れていかれた先で待っていたのは
容赦なく鉄バットを振り回す鬼畜少年の達也だった

「喧嘩すんのに、そんなに理由が必要かよ」

 

の迷言の元、ヒロシは達也とのタイマンを張ることに

これが井口達也との最初の出会いだった

 

ドロップで達也を演じたのは水嶋ヒロさん

(C)2009「ドロップ」製作委員会

急に意味のわからない喧嘩をやらされ
ボコボコに公立ヤンキーの洗礼を受けたヒロシ

「よし、じゃあ腹へったし、ラーメンでも食いにいくか」

 

達也のこの言葉を皮切りに友情が芽生え
無事、ヒロシはヤンキーグループの仲間入りに

いつも一緒につるむようになったはいいものの
「人は簡単に死なねぇよ」
が口癖の達也のそばにいるということは
常に血生臭いバトルと隣り合わせということでもあり…

 

🐈ここミロポイント🐾

(C)2009「ドロップ」製作委員会

テンポ良く展開される小ネタやギャグが、ところどころに不意打ちで仕込まれており、
シリアスで痛々しい喧嘩に「うわぁ…」っとビビりながらも、次の瞬間には爆笑、というのがお約束

「不良」であることを誇りに、特攻服を着て厳つく悪ぶりながらも
「こんな時間にお邪魔して、親御さんにご迷惑じゃないのか?」
と礼儀正しく筋を通す姿には、やたらと愛着が湧いてしまう一面も

喧嘩シーンでのアクションは、スカっとする場面ではあるものの
本当に痛そうで痛そうで。(それだけ演技が生々しかったということ)
喧嘩に使われるアイテムも、結構信じがたいものばかりで、
喧嘩というよりかは殺人未遂に近いんじゃないかと思ってしまうほどハードなやり取りが繰り広げられます

(C)2023「OUT」製作委員会

そして、ドロップでもひときわ目立って描かれていたのが
ヒロシのヤンキーグループのリーダー格である達也

最新作「OUT」は、この達也を主人公にした物語で
位置づけ的には、ドロップの後日談を描いたストーリー


少年院を出た後の保護観察中の達也が「次に喧嘩をしたら一発アウト」という、ある意味彼にとっての窮地(?)に立たされた状況の中、どのようなアクションシーンが繰り広げられるのか、とても気になるところ

今回、主人公達也に抜擢されたのは、モデル兼俳優の倉悠貴さん
品川監督と一緒にジムに通い、アクションシーンの体力づくりや
不良映画に対する息遣いも、そこでピッタリと合わせていったそうです

「自分がヤンキー役をやる日が来るなんて」とオファーが来た時には、驚きを隠せなかったという倉悠貴さん演じる、最強で最凶のヤンキー姿、ぜひ注目したい

また、ドロップでは沢山芸人さんがキャスティングされていて
ところどころで笑いを誘う場面が印象的でしたが、
今回特に楽しみにしてるのが、少年院の教官役を演じる千鳥の大悟さん

厳しい教官という立場の役を演じながらも、
どのように笑いを誘ってくるのか、
はたまたお笑い一切なしの真面目教官なのか…

バラエティの時のボケっぷりとはまた違った表情の大悟さんが観られるかもと
今から期待せずにはいられません


品川監督の最新不良アクション映画「OUT」は11月17日公開予定

 

ミロシネマ🐾

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