2001:A SPACE ODYSSEY 心にうつりゆくよしなしごとをそこはかとなく書きつくれば
2001年宇宙の旅
冒頭、画面真っ暗でオーケストラの調弦のような響きが3分続いてから、ライオンガォーの実写版じゃなくて、
シンプルなMGMのイラストロゴ からの リヒャルト・シュトラウスの「ツァラトゥストラはかく語りき」がドーン、
月・地球・SUN 直列バーン、2001: A SPACE ODYSSEY のタイトルがパーンッ! もうこれだけで値打ちがありまんなぁー
神が与えたもうたモノリスから「道具の使用」の恩恵を得た猿人、数百万年後の月面、代り映えなくそれにただ触れて、みんなで記念写真とるだけのホモサピエンスに与えられたのは、激しい耳鳴りのみ 悔しいからもう一個あるモノリスを木星の近くまで人口冬眠までして探しに行く という話です
この masterpieceの気付きを徒然なるままに
猿人、ジャガーに襲われるシーン ほんまに襲われてる カットの後、大変やったやろな
テレビ電話に出てくるフロイド博士の娘っこ金髪の女の子は死ぬほどかわいい(キューブリックの実の娘らしい 知らんけど)
小学校の頃、百科事典の「宇宙旅行」の項にこの映画のスチールが使われていた記憶がある
この映画って、確か「文部省(当時)推薦」のクレジットが入っていたと思う
高校の中間試験中にフジカド君とOS劇場にリヴァイバル上映を観に行った
宇宙空間で回転による遠心力で疑似重力を発生させるアイデアは、この映画で初めて見た
なにげにソ連(当時)とアメリカの駆け引きみたいなものが垣間見れて面白い 同監督の「博士の異常な愛情」にも通じます
船外作業のシーンを観ていると、つい息を止めてしまう SF映画あるある
INTERMISSIONがある 明けはまた、真っ暗画面にあのオーケストラの調弦
読唇術って怖い 聞かれたくないのに見られちゃう この映画のジャンルは、ホラーですな
手塚治虫がこの映画の美術監督のオファーを「鉄腕アトム」で忙しいからって断ったらしいですけど、宇宙船やポッドのデザインは曲線がいっぱい使われてて手塚っぽい
モノリスが木星の衛星たちと直列に並ぶとスターゲイトに導かれます それは超豪華なウォータースライダーのようです
レンタルは コチラ