速報!! 映画「首」北野武監督 日本外国特派員協会で会見。 「首」の次は・・・セルフパロディ?
6年ぶりに新作公開を一週間後に控えている北野武監督が11月15日(水)日本外国特派員協会にて記者会見をおこなった。その中でも「映画」に関する内容についてお伝えいたします!
冒頭から「北野流」
質問者からの回答をしようとする時に何かを思い出したかのように「あっはじめまして、ジャニー喜多ノ川」です。と北野流の空気感を漂わせる。
北野武のイメージ・印象に残る作品について。
Q:北野武のイメージは国内では漫才師、海外では映画や芸術で認知されているが、その中で印象に残る作品は?
A:漫才は芸能の世界では入りやすかった。漫才はアスリートと同じで体力勝負。40歳を過ぎ体力が低下したときに「映画」に携わった。いろんなことをやったが、何をやっても上手くいかなく自分の仕事に納得していない。
映画「首について」
Q:11月23日に公開される「首」について紹介してほしい。
A:今作のテーマは織田信長と明智光秀の「本能寺の乱」を中心とした。NHK大河ドラマでの戦国時代の描き方は「綺麗事」。大河では描いていない、織田信長と森蘭丸、信長と前田利家とのホモセクシュアル(男色)な関係、戦国時代のドロドロした男の群像劇を30年前に台本書いていた、たまには時代劇の作品にとした。試写会では好評だったので良かった。
Q:4月(カンヌへの出展)時に監督は出演しない方向とだったが、周りの説得を受けて出演することになったが演じるビートたけしと羽柴秀吉がどう重なり合っていかされたのか?また生前の立川談志師匠がエッセイで「たけしの人生、その姿は太閤秀吉に似る、晩年もきっと」このことは知っていたか。
A:本当は監督一本でやりたかったが興行的に監督がでないと海外で宣伝しづらいので出ることになる。出るとなるとやりやすいのは「秀吉」になる。昔からタレントを戦国武将をなぞると信長がぼんちおさむ、光秀は紳助(島田)で。昔から秀吉と言われてきた。今作の悪の影の部分で演じながら監督をするのがやりやすかった。当然そうなってしまった。
Q:狂っている信長役を演じる加瀬亮へどんな指示をしたのか?
A:加瀬君は普段は純朴で好青年なイメージだが、俺(北野監督)の作品、アウトレイジでは凶悪なインテリヤクザやらせたり、今作品では加瀬君に冒険をしてもらって信長の狂気を岐阜弁でのセリフの言い方と暗記、100メートル競争のように走りきるように2回は撮らないすべて1テイク。失敗してもやりつづけろとプレッシャーをかけた。アスリートのような芝居をしてもらったが見事に(演出)応えてくれた。
Q:映画製作はたのしかったか?
A:なかなか製作側とうまくいかなくて苦労した。現場は北野組と呼ばれていて照明は全部俺(北野作品)しかやっていない。演者も協力してくれて、こっちが言わなくてもちゃんと準備していて映像では大変そうな感じでも現場はそう大変ではなかった。
次回作について・・パロディからバブルへ。
Q:次回作について詳しく教えてほしい。今後の作品で追求したいことはあるのか?
A:通常のパロディ映画は有名な映画:ET・ジョーズ・風と共に去りぬ等でヒットして誰でもしっている作品をパロディとして制作する。同じパロディを撮るが前半はギャングの内容で制作して後半はそのパロディを同じ配役で行う新しいパロディ作品を制作している(セルフパロディ作)。なかなか難しいがどうにかなっている。今後やっていきたいことはバブル経済の時の暴力団や芸能界の群像劇的な作品の台本を書いている。
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投稿を表示記者会見見ました。挨拶からの爆笑で。
加瀬さんのキャスティングなど大事なとこを放送せずに変な部分だけ切り取られたのは残念でした。でもかなり真面目に首のことを語ってくれてうれしかったです
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投稿を表示インタビューの要約ありがとうございます!
ますます早く観たくなりましたっ
まだ本作見ていないのに次回作もきになりますっ!
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