ホラー映画好きで、結構グロい映画も好きな私。
ですが、初めて観た時は、余りの血生ぐささとグロさに、最後まで視聴出来なかった映画があります。
それが、園子温監督作の「冷たい熱帯魚」です。

怖いけど…予告を見てみましょう…。

これ、予告で言ってる通り「猛毒」です。
刺激強強です。R18+に指定されています。

作品情報も、見ていきましょう。
 

【作品情報】
製作：2010年
監督：園子温
脚本：園子温・高橋ヨシキ
出演：吹越満、でんでん、神楽坂恵、黒沢あすか、渡辺哲、諏訪太朗、三浦誠巳、芦川誠
原題：COLD FISH
配給：日活

【あらすじ】
小さな熱帯魚店を営む社本信行（しゃもと・のぶゆき）と妻・妙子は、娘の美津子が万引きで捕まり、その身柄を引き取りにスーパーへ向かう。そこに居合わせた店長の知り合いである村田のお陰で、美津子は無罪に。
村田も熱帯魚店を営んでいたが、社本の物とは比べものにならない、立派なものだった。
社本は、村田から高級熱帯魚の繁殖を手掛けないか？と大きな儲け話を持ちかけられる。
一見にこやかな好人物に見えた村田の正体とは？！

(C)NIKKATSU

【思わず一時停止】
この映画で、一時停止してしまったのが、でんでん演じる村田が「ボデーを透明にするんだよ！！」と言いながら、作業するシーン。
この映画、恐ろしき事に実際にあった事件を元に作られています。
その事件は、1993年に起こった”埼玉愛犬家連続殺人事件”です。
実際の事件では、犬や猫を扱うペットショップを経営する夫婦が、関係者を毒殺しています。
毒殺した後の、遺体の処理工程が「ボデーを透明に」するエグい行為なのです。
この作品で、私はでんでんさんが怖くなりました。
最後まで視聴し、乗り越えた（？）今では大好きな作品になってしまいました。

肝を冷やしたい方には、是非観てみて欲しい作品です！！
人間の怖さに触れられます。

そんな映画なのに、キャッチコピーは『この素晴らしき世界。』なのは天晴です！！