真っ白キャンバス状態でご覧ください
今回は、ほとんど情報を入れずにまっさらな状態で観てほしい、と感じた
見応えたっぷりな映画を3つご紹介
可能な範囲で内容を紹介していきますが、全くネタバレしていないのでご安心ください
実際に起きた出来事を、全編台詞なしで描く
「草原の実験」
2014年公開 96分
監督:アレクサンドル・コット
脚本:アレクサンドル・コット
キャスト:エレーナ・アン
ダニーラ・ラッソマーヒン
カリーム・パカチャコーフ
広大な大地にぽつんと建つ家に暮らす少女と父は
二人で穏やかな暮らしを送る日々。
少女は幼馴染の少年から、ずっと想いを寄せられていた…。
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🐈ここミロポイント🐾
映画全編に台詞は一切ありません
しかし、台詞がないからつまらない、ということはなく
むしろ何も見逃したくないという気持ちで映像に没頭
雄大な大自然の鮮やかな色合いと、透明感溢れる美しい少女に目が釘付けになり、
あっという間に96分間が終わりました
何も情報を入れずに観てほしいのは、
「知らない方がおもしろいから」ではなく、ちゃんとした別の理由があります
(知りたい方には、ご覧いただいた後こっそりお伝えします🐾)
安易に言葉で語りたくないと思ってしまうほど、見応えのある作品です
どんどん、どんどん、知りたくなーる
「鑑定士と顔のない依頼人」
2013年公開 124分
監督:ジュゼッペ・トルナトーレ
脚本:ジュゼッペ・トルナトーレ
音楽:エンニオ・モリコーネ
キャスト:ジェフリー・ラッシュ
ジム・スタージェス
シルヴィア・フークス
超潔癖症な敏腕鑑定士の元に
「両親の遺品を鑑定してほしい」と1本の電話が入る。
依頼を引き受けたものの、一向に依頼人の姿が現れず…。
【STOP⚠あらすじ情報はココ↑まで!】
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遺品鑑定を進めていくも、なかなか姿をみせてくれない依頼人に対し、
観ているこちらも一緒になってどんどん興味をそそられていきます
映画にたくさん出てくる女性の絵画たちも、とても神々しい
最後まで観終わった後に、もう一度観返すと、
新たな発見がザクザクでてきてさらに楽しめるミステリー
好き嫌いはハッキリわかれるみたいですが、私は大好きな作品のひとつ
どちらの感想を持ったか、ぜひ教えてくださいね🐈
姉弟と共に母の人生を辿る旅
「灼熱の魂」
2011年公開 131分
監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ
脚本:ドゥニ・ヴィルヌーヴ
原作:ワジディ・ムアワッド
音楽:グレゴワール・エッツェル
キャスト:ルブナ・アザバル
メリッサ・デゾルモー=プーラン
マクシム・ゴーデット
レミ・ジラール
母からの遺言で、父と兄に手紙を届けることになった双子の姉弟
しかし二人は父がまだ生きていて、兄がいるなんてことは全くの初耳だった…。
【STOP⚠あらすじ情報はココ↑まで!】
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一度観たら、強烈に脳裏に焼き付いてしまう、そんな印象を強く受けた作品
戦争で死んだと聞かされていたのに、今も生きていることがわかった父と、今回初めて存在を知った兄
この二人に手紙を届けるため、双子の姉弟は母の人生を辿る度に出ます
そこで初めて知ることになる、壮絶すぎる母の人生
メインの場面での演出には、雷に撃たれたような衝撃が全身をめぐりました
ミロシネマ🐾
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