どうも、

じょ〜い小川です。

さて今回は8月から10月までの期待値が高い公開予定映画11本をピックアップし、ご紹介していきます。

『＃スージー・サーチ』（ 8月9日公開）

まずは8月9日から公開のSNSでバズりたい少女を取り巻くサスペンススリラー映画。しかも、失踪したのがインフルエンサーで、何かとSNSが絡むあたりに新感覚のスリラー予感がするし、予告編の段階でSEの使い方の上手さと何やら不穏な空気が伺える。主演は『ザ・フラッシュ』に出演していたキアシー・クレモンズ。

『 夜の外側　イタリアを震撼させた55日間』（ 8月9日）

こちらも8月9日から公開のイタリア映画で、イタリアの巨匠マルコ・ベロッキオ監督による1978年にイタリアで実際に起こったアルド・モーロ元首相誘拐事件を再び描く。日本でも2005年に公開されたマルコ・ベロッキオ監督作品『夜よ、こんにちは』でも取り上げた同事件を340分の超巨編でリブートさせた超大作！「赤い旅団」の事件を犯人側だけでなく、あらゆる視点で描いている辺りにも注目したい。

『箱男』（ 8月23日）

今年のベルリン国際映画祭でも話題になり、8月23日より公開の『狂い咲きサンダーロード』や『爆裂都市』を手掛けた石井岳龍監督最新作は安部公房の小説を原作にした『箱男』。もう、この珍妙なヴィジュアルからヤバいし、予告編見ると分かるけど意外にもシリアスなのりの、それもノワールアクション映画のようで。

っていうか、「箱男」って見たまんまだし（笑）。ま、それに何やらクライムサスペンス要素を入れるあたりにも石井岳龍監督らしさがあるのかな。

『ソウルの春』（ 8月23日）

8月23日より公開の『アシュラ』のファン・ジョンミン主演、キム・ソンス監督による1979年10月26日に起きた朴正煕暗殺事件を描いた社会派超大作。これまでにも『ユゴ 大統領有故』やソン・ガンホ主演の『大統領の理髪師』、イ・ビョンホン主演の『KCIA 南山の部長たち』でも描いた同事件を『アシュラ』の主演＆監督が挑む。

『ランサム 非公式作戦』（ 9月6日）

こちらは9月6日公開の韓国のバディアクション映画。レバノンを舞台に行方不明になった外交官を救うミッションを『最後まで行く』（2014）や『コンフィデンシャル/共助』を手掛けたキム・ソンフン監督が描く。予告編を見た様子は『コンフィデンシャル/共助』とリュ・スンワン監督作品『モガディシュ 脱出までの14日間』を併せたようなアクション映画のようで期待が出来る。

『ヒットマン』（ 9月13日）

『ビフォア・サンライズ』や『スクール・オブ・ロック』、『6才のボクが、大人になるまで。』を手掛けたリチャード・リンクレイター監督の最新作！『トップガン マーヴェリック』にも出演していたグレン・パウエルを主演におとり捜査官の実話ベースのクライム・コメディ。元々コメディを得意とするリチャード・リンクレイター監督だけに期待が高まる。

『憐れみの３章』（ 9月27日）

続いて9月27日に、今年1月に『哀れなるものたち』を公開したばかりのヨルゴス・ランティモス監督最新作『憐れみの3章』。またもや踊るエマ・ストーンに、出るだけで期待感が持てるウィレム・デフォー、予告編でかかるユーリズミックスの「Sweet Dream」、フライヤーから漂う不気味さなど、今度のヨルゴス・ランティモス監督作品もヤバそうだ！

『Cloud クラウド』（ 9月27日）

黒沢清監督・脚本✕主演・菅田将暉で何やら謎の誰か、それも複数人に襲われる転売ヤーの話らしいね。ディストピア感ムンムンなフライヤーや疾走感がある予告編からして見たくなる。

『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』（ 9月27日）

阪元裕吾監督・脚本✕主演・髙石あかり＆伊澤彩織のゆるふわなヤバいアクション映画第3弾！今回は前田敦子も出演！予告編ではガンアクションが多目のアクションに仕上がっている感じだけど、本編では殺陣師でもある伊澤彩織によるステゴロアクションやゆるふわなコメディ演出がどこまで施されているかが楽しみである。

『ジョーカー：フォリ・ア・ドゥ』（10月11日 ）

もはや説明不要かもしれないが、今年後半最大にして最凶の超期待作品！今回はホアキン・フェニックスだけでなくハーレー・クインとしてレディ・ガガも出演し、ジョーカーとハーレー・クインの悪魔たちの出会い、最凶の邂逅が見られる！「Folie à Deux」（フォリ・ア・ドゥ）はフランス語で「二人狂い」でまさしく最狂の狂想曲の予感しかない。

『まる』（ 10月公開予定）

こちらは10月公開予定で、堂本剛主演、『かもめ食堂』や『波紋』を手掛けた荻上直子監督最新作『まる』。堂本剛が演じる主人公の男の身の回りが「◯」で侵される…というそのまんまにしてファンシーなスリラーが予告編からも伺える。しかも意外にも『劇場版 金田一少年の事件簿 上海魚人伝説』以来27年ぶりの映画主演作品となる堂本剛にも期待したい。

以上、11本ご紹介しましたが、

ご鑑賞の手助けになれば幸いです。