【初参加レポ】第79回毎日映画コンクール ~ 贈呈式・上映会 ~
第79回毎日映画コンクール
日本アカデミー賞よりも、さらに長い歴史を誇る国内最高峰の映画賞・毎日映画コンクール。
今回、大変ありがたいことに Discover us 様のシネマニスト枠でご招待いただきました。


第79回毎日映画コンクール受賞結果 |
日本映画大賞:『夜明けのすべて』(三宅唱監督) 外国映画ベストワン賞:『オッペンハイマー』(クリストファー・ノーラン監督) 主演俳優賞:河合優実『あんのこと』『ナミビアの砂漠』 主演俳優賞:横浜流星『正体』 助演俳優賞:池松壮亮『ぼくのお日さま』 助演俳優賞:カルーセル麻紀『一月の声に歓びを刻め』 スポニチグランプリ新人賞:越山敬達『ぼくのお日さま』 監督賞:三宅唱『夜明けのすべて』 脚本賞:濱口竜介『悪は存在しない』 撮影賞:池田直矢『十一人の賊軍』 美術賞:林田裕至『箱男』 音楽賞:石橋英子『悪は存在しない』 録音賞:浦田和治『十一人の賊軍』 大藤信郎賞:『私は、私と、私が、私を、』(伊藤里菜監督) ドキュメンタリー映画賞: 『映画 〇月〇日、区長になる女。』(ペヤンヌマキ監督) TSUTAYA DISCAS 映画ファン賞・日本映画部門:『夜明けのすべて』 TSUTAYA DISCAS 映画ファン賞・外国映画部門:『インサイド・ヘッド2』 |
クリエイターや俳優陣の、熱のこもった受賞への思い。
個人的には、映像制作の世界にとても興味があるので、その声を直接聞くことができて貴重な経験となりました。
中でも印象的だった受賞作品・スピーチを、一部ではありますがご紹介させていただきます🏆🎬
日本映画大賞『夜明けのすべて』
・日本映画大賞 ・TSUTAYA DISCAS映画ファン賞 ・監督賞(三宅 唱 監督) |
【あらすじ】
月に一度、PMS(月経前症候群)でイライラが抑えられなくなってしまう藤沢さん。それが原因で働いていた会社を辞めることになってしまい、今はアットホームな雰囲気の小さな会社で働いていた。そんなある日、藤沢さんは転職してきたばかりの山添くんのやる気のなさを見かねてイライラを爆発させてしまう。しかし、山添くんもパニック障害を抱えて苦しんでいたのだった。そんな2人は、理解のある職場の人たちにも支えられながら、次第に同志のような気持ちで互いを思い合うようになっていくのだったが…。(引用:allcinema)
【きぬのレビュー】
昨年、劇場で観てすごく良かった作品。
生きづらさを抱えたふたり。分かり合える、というよりも”分かり合おうとする”関係。人の優しさ・あたたかさに触れられるような映画。クスッと笑えてほっこりする場面も。
PMSしかり、ホルモンバランスの変化などで感情のコントロールがうまくできない経験は、大なり小なり生きていればあると思います。それに限らず、働き方や日々の過ごし方、持病、思考、性格。まったく同じ人がいないように、完璧ではないのが人間。
表面にはみえない部分を分かろうとすることは、優しい世界への一歩なのかもしれません。

・・お気に入りのシーン
ふたりが打ち解けあうきっかけとなる場面。
実は、松村北斗さんの髪を実際にカットしてるのだとか。
劇場でも、コンクールの上映会でも、このシーンではひと笑い起きていました✂️
【三宅 唱 監督のスピーチ】
三宅監督の話を聞いていると、原作者・瀬尾まいこさんへの敬意がすごく伝わるし、ことばの節々から、まわりのスタッフ・俳優陣へのリスペクトや感謝が溢れる人柄という印象を受けました。
三宅監督だからこそ、あの空気感や優しさ・あたたかさを表現でき、スクリーンを通して人の心に届くのだと思います。
主演俳優賞・横浜流星『正体』
”『正体』は10年の集大成”
横浜流星さんと藤井道人監督。
お互いが、今ほど世に認知されていない時代から、切磋琢磨してきた関係というのは存じ上げていましたが、10年の集大成という思いで『正体』に臨んでいたという言葉に、胸が熱くなりました。
その言葉通り、映画『正体』は心に強く響く作品。
【あらすじ】
凶悪な殺人事件の容疑者として逮捕され、死刑判決を受けた鏑木慶一。彼は服役中に脱走し、日本各地を転々としながら巧みに正体を隠して潜伏生活を続けていく。鏑木を追う刑事は、鏑木が逃亡中に出会った人物たちの取り調べを行っていく。しかし彼らの語る鏑木の人物像は、残忍な死刑囚とはまるで対照的なものだった…(参照:allcinema)
【きぬのレビュー】
鑑賞中、"袴田事件"を思い出し、主人公の鏑木に袴田氏を重ねました。
私たちには到底想像しがたい絶望感とともに生きてこられたのではないかと、観賞後はそのことをしばらく考えていました。信じてもらえない絶望感、はたまた"信じる"という言葉の力強さに心が揺さぶられます。劇中、脚本・カメラワークにおいても苦しさや緊張感がうまく表現されているし、なんといってもふたりのタッグ。間違いなく最新にして最高でした。
~映画制作へのこだわりが伝わるメイキング映像はこちら~
スタッフ部門・美術賞 林田裕至『箱男』

【あらすじ】
頭から段ボールをかぶり、完全な匿名性を手にして世界を一方的に覗き見る“箱男”の謎の生態と、そんな箱男に魅せられ、本物の箱男を目指す主人公が、本物を巡ってニセモノたちと繰り広げる奇想天外な攻防の行方を描く。(引用:allcinema)
【林田氏のスピーチ】
この映画は30年前から企画されていたと聞き、衝撃。しかも、27年前には撮影現場のドイツまで行ったものの、撮影前日に中止になったのだとか..。
当時の企画をブラッシュアップし、30年越しに実現できた喜びが伝わるスピーチでした。
お恥ずかしながら、この作品はまだ未鑑賞。この裏話も知った上で、鑑賞するのがより楽しみです。
最後に
どの受賞者の方も、まわりへの感謝を述べていて、映画づくりは多くの人の力で成り立っていることを改めて実感しました。
1本の映画が出来上がるまでには、たくさんの人の思いや相当な時間が費やされていて、どの映画も愛されるべきだなと思います。
これからも、ひとりの映画好きとして、たくさんの作品に出会いたいです。
その後は、シネマニストの方々とごはんへ🍙
オフラインではほぼ初めましてで、少し緊張しましたが楽しい時間を過ごせました✨

余談ですが、監督へのインタビュー経験があるシネマニストさんと話していて。
私もチャンスがあれば、いつか挑戦してみたい気持ちが増しました✊🏻
普段は出会えない方々と交流でき、たくさん刺激をもらえた1日。
本当に素敵なコミュニティです🎬
このような機会をくださり、ありがとうございました。
➤きぬのInstagramはこちら
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投稿を表示記事とあわせてInstagram拝見しました✨そしてフォローさせていただきました(わたしはこのサイトのアカウント名と同じではないのですが)
映画飯✨素敵です&美味しそう〜😋
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投稿を表示とても素敵な感想ですね😊
インタビューなど、遠慮してたら損しますよ!!
シネマニストの特権なんだから、絶対やった方が良いです🔥🔥🔥