イッヒ リーベ ダス ボート ウンダバー! アラーーーム!
Uボート<ディレクターズ・カット>
原題はドイツ語で DAS BOOTなんですね。英語だとThe Boat あの船。潜水艦です
連合軍にとって忌まわしき「あの船」って感じなんですかね (乗組員にとっても忌まわしき?)
ザ・ビートルズ=あのバンドやってる甲虫たち ザ・ドリフターズ=あの おもしろい 放浪者たち
さて、冒頭、タイトルが出るまで ”緑”の海中を正面から迫りくるカメラがとらえるその姿は、
まるで大きな胸びれのザトウクジラ あの船 Das Boot
かぁら~の 酔っ払いたちのパーティー(チャプターでキャバレーと書いてあった)で登場人物の紹介。
閉鎖から開放へ すばらしい導入部 Ich liebe Das Boot. Wunderbar!
導入部は良かったのですが、如何せん、この映画、長い! 約3時間半!
もともとTVシリーズだったそうで、しょうがないか 本編にまとめるの 大変だったろうとお察し申し上げます
すごい!潜航するときにはノーズから潜るんで、船員全員、狭い船室をかき分け押しのけ、船の前部にレッツゴウっ
カメラが後ろから追っかけます 一目散にみんなー、人間バラストになるどー
『トロイ』か何かで、その時代の”戦艦”群が大海原を駆けるみたいな映像を撮っていたと思いますが、この監督、海を撮るのがうまいですね
でも時々、お盆にやってた昔の東宝戦争映画を彷彿 砧のプールを思い浮かべちゃったりなんかして
満月ぽっかり とか 日本的なカットインもあったり
アスディック・ソナーで探られるDAS BOOT アスディックって、能動的なソナーで距離・方位・深度をかなり正確につかめるらしい
海の中で鳴っている ピーン・・・・ピーン・・・っていうあれです
こういう専門用語が出てきて、ワクワクしちゃいますよね
狭い・暗い・くさい(これはわからんけど くさそう)SKKのなかジャーマン戦士や従軍記者や見放された機関長殿に感情移入してまう
機雷をさけるため、もぐるもぐる 水深ゲージがレッドゾーンの200メートル 水圧でボルトが吹っ飛びます
いろんなところから浸水 船員いろんなところで対処 このシーン、よう撮ったなーと感心
敵がうようよのジブラルタル海峡(保険会社チャイまっせー)を突破じゃー 地中海に入るドー それがラストミッションじゃー
祝杯はベックスで上げるドー 苦みが強くてうまいぞー
この映画は観た方がええドー
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投稿を表示いやぁ、良かったです。この作品、長いのも長いですが、狭い潜水艦内部を忠実に再現しているみたいで、閉所恐怖症の方は席にいられないと思いました(劇場で観たもので尚更)。
本作は劇場版とディレクターズ・カット版とがありますので現在観られるのは後者だけでしょう。劇場版はかなりカットされた部分があり、ストーリーをまとめてあって観やすくできています。テレビ版は細かいエピソードや艦内生活の詳細まで描かれているので、観ていて苦しくなってくる面があります。
ヴォルフガング・ペーターゼン監督とユルゲン・プロホノフの世界的ブレイクは本作からですがハリウッドに移ってからのペーターゼン監督のアメリカ万歳振りに少しがっかりしたのは事実です(『エアフォース1』などを観ると能天気なアメリカ映画になっているのでがっかりでした。)。
最後に失礼ですが”Das Boot”の発音はドイツ語では”ダス ボート”になります(大学の第二外国語がドイツ語でしたので確かな筈です。)
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