感動が押し寄せたラスト、オリジナルを超えた❔本当に素晴らしかった!
24年2月9日より全国で公開された🎬「カラーパープル」🎬を見てきました!
1985年スティーブン・スピルバーグが制作した映画のリメイクですが、ミュージカル版として生まれ変わりました。
今年絶対見る映画として挙げていた作品でしたので、自然とハードルが高くなりましたが、そのハードルをも遥かに超えて、私に感動を与えてくれました。音楽の力もあり、本当に素晴らしかったです。オリジナルの方はアカデミー賞10部門にノミネートという名作なので、オリジナルを差し置いてこんなことを言ってよいのか悩みますが😅私的にはオリジナルを超えたのでは❔️❔と思っています‼️
公式サイト
制作年:2023 制作国:アメリカ
監督 :ブリッツ・バザウレ
キャスト:ファンテイジア・バリーノ(セリー役)
タラジ・P・ヘンソン(シュグ・エイブリー役)
ダニエル・ブルックス (ソフィア役)
コールマン・ドミンゴ (ミスター役)
コーリー・ホーキンス(ハーボ役)
ガブリエラ・ウィルソン “H.E.R.” (スクイーク役)
ハリー・ベイリー (ヤング・ネティ役)
シアラ(晩年のネティ役)
あらすじ(FILMARKSより): 優しい母を亡くし横暴な父の言いなりとなったセリーは、父の決めた相手と結婚し、自由のない生活を送っていた。さらに、唯一の心の支えだった最愛の妹ネティとも生き別れてしまう。そんな中、セリーは自立した強い女性ソフィアと、歌手になる夢を叶えたシュグと出会う。彼女たちの生き方に心を動かされたセリーは、少しずつ自分を愛し未来を変えていこうとする。そして遂に、セリーは家を出る決意をし、運命が大きく動き出す──。 |
本作に関しては、既に「はじめ@映画コラボレーター」さんが、素晴らしいコラムを書かれていますので、私ごときが言葉を紡いでも感動が伝わらないかもしれません😆それでもこの感動を共有したくて書いております。
🎦何が素晴らしいって、ダンスも歌もハイレベル。迫力あるダンスシーンと圧倒的な歌唱力で観客を取り込んでいきます。ベースになるストーリーは勿論オリジナル版と同じなのですが、オリジナル版では描かれていなかった細かいパーツを変えることにより、更に物語を膨らませていました。たとえば、セリーは母親から教わった手芸が得意なこと。このことが後に彼女の人生を大きく変えていくのです。男たち(自分の父親と夫)に虐げれ蔑まれ耐えながら日々を生きているセリーとは対照的な二人の女性ジュグとソフィア。彼女たちの立ち位置も若干オリジナルとは違う気がしましたが、セリーがミスターから心と肉体を解放するきっかけをくれた重要な女性たちです。黒人であること、女性であることが人生の妨げになってはいけないと、自分らしさを失わずに力強く生き抜く二人には、セリーのみならず見ている私にも勇気と希望を与えてくれました。
🎦オリジナルでも抑圧され続けていたセリーが反逆するシーンは気持ちが良かったのですが、リメイク版でも「やったー!!」という気持ちが沸き起こり溜飲が下がりました。そしてついに自分の店を持ったセリーが熱唱するシーンには涙が溢れました。拍手を送りたくなりましたが、誰も拍手をする人はいなかったので、必死で気持ちを抑えました(笑)。
🎦また、オリジナルでは、ネティとの再会までの経緯と再会のシーンは案外あっさりだったのに反して、リメイク版ではそこをじっくりと描きこんでいたのです。その代わりソフィアの件はこちらではアッサリだったのは残念でしたが、時間の関係で仕方がないかな?
ここからネタバレしております
「私を虐げるかぎり、あなたは神に呪われる」みたいなことをセリーが言い残して家を出て行った後、本当にミスターには悪いことが立て続けに起こります。耐えられずについには神様に改心することを誓い、アフリカから戻ってこれなくなっていたネティを呼び戻すことに尽力するのです。セリーのパンツの店にも来て、売れそうもないパンツを買うよ、と言って一番派手なパンツを購入していくミスター。セリーに「キレイになったな、どうかな、俺たち。。。」と復縁したい雰囲気を醸し出しますが、セリーは戸惑いながらもミスターを店の外に追いやります。その後、セリーはミスターに感謝祭の食事に招待しますと手紙を送りました。そしてセリーの大切な人たちが集まっている中で、ネティと二人の我が子(アダムとオリビア)との再会が果たされます。このラストシーンは本当に素晴らしかった!オリジナルではネティを呼び戻すことに力を貸したものの、孤独なボロボロ老人と化していたミスターも、リメイク版ではセリーの家族の一員として晴れて仲間入りし、幸せな結末を迎えることが出来ました。人は憎しみを忘れて、赦すことも時には必要なんだということを教えてくれます。
心はいつも白黒でしかなかったセリーが、カラーパープル(紫色)の世界を見つけていく40年の軌跡に相応しい感動的なラストには目頭が熱くなり、エンドロールが終わった後も、いつまでも余韻に浸っていたかったくらいでした。
ぜひ多くの方に見て頂きたい秀作だと思います。
オリジナル版と見比べてみるのもいいですね。
🎦カラーパープル (1985年制作)
主演:ダニー・グローバー 、 ウーピー・ゴールドバーグ 、 マーガレット・エイヴリー 、 オプラ・ウィンフリー
音楽:クインシー・ジョーンズ
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投稿を表示先日の、【2024年公開】絶対見る映画特集に続いてのご投稿ですね。
この「私の好きな映画」とのWご投稿で、本作のアピール度が更に増したと思います。
(ptも増えますし、一挙両得です/笑)
上映館の検索までご紹介されているところをはじめ、本作への思いやりが随所に感じられます。
これからも「Discover us」の牽引役を期待していますよ。
2024.02.14
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投稿を表示やっぱり前作を観ている飛べない魔女さんのコラムを読むと、前作を観たくなりますね!!
早速レンタルします👏
そして、ビジュアルそんな感じなんですね!!めちゃくちゃ意外です😳
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