侍タイムスリッパー 制作㊙?話。
X(旧Twitter)、池袋シネマロサにて話題の「侍タイムスリッパー」
作品の詳細について各シネマ二ストさんが記事を書かれていますので、
ぜひそちらも併せてお読みください。特集記事はこちらです。
作品のストーリーのきっかけはあのCM
安田監督が見たテレビCMで役所広司が侍役でタイムスリップして現代へ舞い降り、時代の違いに腰を抜かす姿を目にしたのがきっかけ。
そのCMシリーズと思われる映像。
※フィールドキャスター様より使用許諾済み
安田淳一監督の想い。
「日本の一般の人が持っている思いやり、助け合う心や、人をはじめから悪人とみないで絆を深めていく日本人の生活に目を向けてもらいたい」
この作品を観る前に監督の想いを知ることで映画の深み、作品のテーマを感じる。
自主映画と思えない高品質な理由。
安田監督は監督業以外に脚本・編集・照明・カメラ・・・など1人11役をこなした。
編集が思うようにいかず、実は今年の4月にも追加撮影を行い、完全に完成したのは6月ぐらいと
インタビューで明かした。そうしたこだわり、1ミリもぶれない姿勢を演者たちも感じた。
その日に撮影した映像を編集し、演者へ送った。このことについて主演の山口馬木也は何から何までやってしまう監督の事を「変態」といい、名バイプレーヤーの冨家ノリマサは「編集された画がたまらなく素晴らしい」と演者が感嘆し、感化され作品への想いを強めたと思う。
脚本が面白い!だから。
監督が東映京都撮影所に当時のプロデューサーに呼び出され、入室するとすでに美術、床山、装身具、衣装、俳優部集まりっていた。美術部が「普通は自主映画って聞いたら反対する。お金かかるからやめときなはれって。でもこれは脚本がおもろいから、なんとかしたりたいと集まったんや」と費用面も協力的だった。監督の脚本力と構成に東映京都撮影所も全面協力に回った。
熱き漢たちの中に「一輪の花🌸助監督:沙倉ゆうの」
作品のキーパーソンであるの助監督山本優子役を務めた沙倉ゆうの。
実際、作品の助監督としても活躍する。
彼女の存在は演者たちからは「癒し」とされ、現場では常に笑顔でいた。助監督であるため、自分の車に演者を乗せて移動したりと多忙を極めた安田監督の右腕となり
演者と制作の二刀流の助監督で作品に華を彩る。
斬られ役「50年で5万回斬られた福本清三」へ尊敬の念。
高坂新左衛門(山口馬木也 やまぐちまきや)の侍が斬られ役に弟子入りするが、斬られ役と言えば
ラストサムライでのいぶし銀な演技で存在感を表し、主演のトム・クルーズから「定年で辞めるなんてもったいない、ぜひハリウッドにおいでよ」と言われた伝説の俳優。
福本清三の名言「たとえ華やかな仕事でなくても、真面目にコツコツと働いていれば、いつかは評価される」と語ったことを撮影所所長(井上肇)が「頑張っていれば、誰かがどこかで見てくれてはる」の台詞として生かされている。
実は「福本さんがタイムスリップしてきた侍となって、そのまま斬られ役をやったら面白いんじゃないかな」が着想の原点だった。しかし高齢もあり、東映から殺陣師の指導役としてはどうかとアドバイスを受け構想していた。しかし脚本が完成する前に福本さんが亡くなられて、本作の殺陣師役は福本さんのお弟子さんである峰蘭太郎へ殺陣師関本役を依頼した。「福本イズム」はしっかりと継承された。
太秦ライムライト
「おにぎり」と「ショートケーキ」を愛でる。
印象に残るおにぎりとショートケーキのシーン。このシーンは現代に来た侍が過度なリアクションをしてしまう演出になりかねないが、演じた山口馬木也に侍が憑依したと思うほど、涙ながら、心に秘めた想いをこめて、おにぎりやショートケーキを食べるシーンに感動。観終わた後、コンビニで塩むすびとショートケーキを買ったことは言うまでもない(笑)
絶賛公開中!!
侍タイムスリッパーのHPはこちら
未来映画社のFacebookページはこちら
すたみなのXです。@mina_suta84090 よろしくお願いいたします。
Discover usの侍タイムスリッパーことダメ沢侍とすた☆みな
ミュートしたユーザーの投稿です。
投稿を表示さすがはすた☆みなさん!
誕生秘話までもりこんで、本作の魅力の原点をとても分かりやすく書いていただいて、いつもながらのその筆力に圧倒されます!
これでまた、本作を見てくださる方々が増えること間違いなしです!
ありがとうございます!(と、関係者でもないのになぜか・・・)
ほんと、あのおにぎりとショートケーキは、たまりませんねぇ~
ミュートしたユーザーの投稿です。
投稿を表示