「黒い瞳」のソビエトの主演女優エレナ・ソフォーノワ!
◆はじめに
前回、ご案内した「黒い瞳」を、6/1(日)にBunkamuraに鑑賞にいった。
1日の鑑賞は特典があるのだけど、それとは関係なく、圧倒的に、それなりの年齢の女性の方が多かった。マストロヤンニのファン層はやはり多いと思った。
◆なんと、主演女優は「伴奏者」の美しい人だった。
「伴奏者(L'accompagnatrice)」(1992)では、「伴奏者」の主演のロマーヌ・ボーランジェに対し、世界的なオペラ歌手のイレーヌ役を、ソビエト出身のエレナ・ソフォーノワが演じていた。
広告動画でも、少しだけ紹介されているが、ダヴィッド・ディ・ドナテッロ主演女優賞を獲得している。マストロヤンニも主演男優賞を獲得している。
・・・・ということで、彼女の出番を少し紹介する。
イタリアの田舎町で生まれた ロマーノ(マストロヤンニ)は、大銀行家の娘エリザと結婚し富を得たが夫婦仲は冷え切っていた。銀行が倒産の危機に陥るなか、ロマーノはひとり家を出て湯治場に身を寄せ、そこで出会ったロシア人女性アンナ(エレナ・ソフォーノワ)と恋に落ちる。やがてアンナは1通の手紙を残して姿を消しロマーノは彼女を追ってロシアへ向かう。
❤保養地で、子犬を連れた奥さんに出逢う。

風で飛んだ帽子をとって上げるために、泥沼の中に入るシーンは、特に印象的。
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❤再会する。

◆原作について
文豪アントン・チェーホフの「犬を連れた奥さん」など4つの短編に着想を得て撮りあげた恋愛ドラマとされているが、読んでみたいが、他の3つがわからない。

◆「伴奏者」のシーン
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◆所感
ロシア人の役なので、この美しい女優さんが選ばれたのは、とてもよかった。(でも、もっとアピールして良かった気がする。)
ロシアの民謡の「黒い瞳」のイメージも強いが、テーマの音楽はフランシス・レイが制作しており、壮大だが感傷的なイメージの曲に仕上がっている。
大したことではないが、マストロヤンニがスイカをおいしそうに食するシーンがあるが、意外に、スイカは寒い土地でも食べられている様だ。(他にもスイカのシーンのある映画を観たことがあり、気になるところ。)
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5/30 マルチェロ・マストロヤンニの「黒い瞳」公開!
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❤フランス歌曲が使用された映画 4作品!(伴奏者)



