祝!No.100の投稿 好き映画は?
◆はじめに!(ご挨拶)
自分で勝手に祝ってしまいましたが、投稿No.100を記念し、改めて往年の好き映画をお知らせします。この間、シネマニスト他の皆様には、暖かい“いいね”を届けて頂き、励みになっています。最近、伝えたいことが明確になってきましたので、興味のない投稿もあるかも知れませんが適当にスルーして下さい。
前回は、往年の好き映画について、以下の様な特徴でお知らせしたが、カラフルな「アメリ」は“ザ・パリ”みたいな感じなので、やはりモノクロの映像がよいと思う。そうなると、やはり古い映画になる。
●5/12 絵になるパリが、シャンソンや写真と共に凝縮された映画
映像美が美しい / 古いモノクロ映画 / 絵のようなパリ
これまで、“一番好きな映画は?”と聞かれると、フランス・イタリア合作映画の「雨のしのび逢い(Moderato cantabile)」(1960)と答えているが、最近の投稿では、“ゆっくりとした時間が流れる”映画を好んでいる様に思う。そんな中、ポーランド映画の「水の中のナイフ」(1962)が際立って好きかと思う様になった。ここのところ、ロマン・ポランスキー監督作品を紹介してきているが、デビュー作品にして、この切れ味はただものではないと思う。
どちらの作品にも、類似したところと、そうでないところがあるので、簡単に追ってみる。
●類似性
・ゆっくりとした時間が流れる。
・シンプルな映像美、クローズアップ画像
・登場人物が少ない、特別美しい場所ではない
・音楽が効いている (ジャズとクラシックの違いあり)
・緊張感のある出来事が起こる心理ドラマ
・明るい印象ではない(よく言えば、アンニュイ)
▲「水の中のナイフ」の良いところ
・太陽や水草の映像が鮮やかで、コントラストがはっきりしている。
▼「雨のしのび逢い」の興味深いところ
・有名俳優による演技の説得力
・工場主夫人と工員の非匿名性から殺された女性と犯人との関係の様に匿名化していく。
◆「雨のしのび逢い」(1960)
マルグリット・デュラスの小説「モデラート・カンタービレ(Moderato Cantabile)」(1958)を原作とし、デュラス本人が脚本を担当している。また、本作の演技でジャンヌ・モローが第13回カンヌ国際映画祭女優賞を受賞している。ジャン=ポール・ベルモンドも出演している。
デュラス原作の映画では「愛人/ラマン(L'Amant) (1992)を筆頭に、「二十四時間の情事 (Hiroshima mon amour )」(1959)や、「かくも長き不在(Une aussi longue absence)」(1960) に興味がある。
写真は、今年5月に帰省し、学生時代に読んでいたと思われる文学書を持ち帰ったもの・・・。訳本の方は、あまり読んでない様に思う。
◆「水の中のナイフ」(1962)
共産党一党独裁体制のポーランドでは黙殺されたが、西ヨーロッパを中心とした民主国家では絶賛され、ポーランド作品初のアカデミー外国語映画賞への出品、及びノミネートも果たしている。
★★関連の記事
●5/12 絵になるパリが、シャンソンや写真と共に凝縮された映画
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投稿を表示祝100本 おめでとうございます✨
Stellaさんの記事を毎回拝読させていただいております。
これからも記事を楽しみしております!(^^)!
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投稿を表示100本、スゴいです✨おめでとうこざいます🎊
「水の中のナイフ」私も何か特別な感じのする映画だなと思っています、なんとも言い表しがたいですが…☺️
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