Stella
2024/06/06 22:39
この夏は「太陽がいっぱい(Plein Soleil)」を是非!(+10本の夏映画をセレクト)
●夏映画は、バカンス、海、太陽、ヨット・・
夏にみたい映画は、バカンス、海、太陽等のコンテンツのあるものかなあ・・。古いものから、比較的新しいもの、ドラマやサスペンス等、いろいろありそう。
古い作品では、ジャック・タチ監督の「ぼくの伯父さんの休暇」は、レパートリーのシャンソンの歌詞が、自分の体になじみ、日々好きになってくる。
そんな中でも、やはりフランス映画の定番中の定番「太陽がいっぱい」が象徴的。イタリアの照り付ける太陽のもとで、警察に逮捕される前のアラン・ドロンの恍惚とした様子が、何とも素晴らしい。
■「太陽がいっぱい(Plein Soleil)」(1960)
ルネ・クレマン監督の作品。主演のアラン・ドロンに、マリー・ラフォレとモーリス・ロネが出演する。原作者は、先ごろ「パトリシア・ハイスミスに恋して」(2022)のドキュメント映画の主人公の米国の女流作家パトリシア・ハイスミスで、氏のいくらかの作品で映画化されている。
ストーリーとしては、貧しい青年トムが富豪の友人フィリップを殺害し、彼に成りすまし財産を奪おうとする。身分証の偽造や筆跡の練習、トムの緻密な計画は完璧に見えたが……。サスペンスに満ちた犯罪映画。
イタリアのニーノ・ロータの音楽が、哀愁とはかなさに満ちた印象で、作品を盛り上げている。
■夏に関係する映画10本<監督を並記>
- 「夏至(À la verticale de l'été)」(2000):トラン・アン・ユン
- 「ミッドサマー(Midsommar) 」(2019):アリ・アスター
- 「再会の夏(le collier rouge)」(2018): ジャン・ベッケル
- 「シンク・オア・スイム・・(Le grand bain) 」(2018):ジル・ルルーシュ
- 「レ・ブロンゼ/再会と友情に乾杯!(Les Bronzes 3) 」(2006): パトリス・ルコント
- 「マンマ・ミーア!(Mamma Mia!) 」(2008):フィリダ・ロイド
- 「殺意の夏(L'Été meurtrier)」(1983):ジャン・ベッケル *レンタルなし
- 「ビリティス(Bilitis)」(1977):デヴィッド・ハミルトン
- 「おもいでの夏(Summer of '42)」(1971):ロバート・マリガン
- 「ぼくの伯父さんの休暇(Les Vacances de Monsieur Hulot) 」(1953):ジャック・タチ
以下の9作品は、レンタル可能ですので、画像をクリックして下さい。
■夏映画全体の感想
「ミッドサマー」は鑑賞後に何ともいえないふしぎな感覚にとらわれてしまった。「シンク・オア・スイム」のキャストは名優が揃い楽しめるテーマ。「レ・ブロンゼ・・・」はルコントの作品としては、かなり軽妙で楽しい。「ビリティス」と「思い出の夏」はフランシス・レイとミシェル・ルグランの音楽が有名。同性愛がテーマの「ビリティス」も、一度は見ておいてもよいかと・・・。
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投稿を表示コメント失礼します。
アラン・ドロン素敵です😍😍😍
フランス映画って、オシャレですよね〜。
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投稿を表示stellaさんのご投稿から『ミッドサマー』が出るとは思わず、ちょっと意外!
なんだか、ミッドサマーのコラムももっと読みたい~っ
あっ、まだ、ホラー特集が残ってますねっ
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投稿を表示マンマミーアは毎年夏に見返してしまいます。超楽しいけどなぜな涙が出る不思議な夏映画です🌞🚤🏝️