映画「ドロップ特集」
品川ヒロシ監督による前作『ドロップ』の特集を組みました!
2009年公開で大ヒットしたので、ご覧になった方も多いと思いますが、新作を見る前におさらいしましょう🫡
ドロップ
人気漫才コンビ“品川庄司”の品川ヒロシが、自らの自伝的ベストセラー小説を基に記念すべき長編監督デビューを飾った青春ドラマ。主演は「ララピポ」の成宮寛貴とTV「花ざかりの君たちへ イケメン♂パラダイス」の水嶋ヒロ、共演に本仮屋ユイカ、上地雄輔、中越典子。
- あらすじ -
私立のお坊ちゃん校に通う中学生のヒロシは、不良に憧れて公立の狛江北中学校に転校する。口だけは達者なヒロシはさっそくイケメンのカリスマ不良、達也に気に入られ、彼らの仲間に入れてもらう。以来、ケンカに明け暮れながらも仲間たちと友情を深めていくヒロシ。そんな彼を、姉の恋人で元不良のヒデは何かと目をかけてくれていた。そんな中、達也の恋人ミユキへの恋心が抑えがたくなっていくヒロシだったが…。
【PICK UP】
【実話】最新作「OUT」を観る前に「ドロップ」をミロ🐈
シネマニスト:ミロシネマ🐾
「俺、公立に行って、憧れのヤンキーになっから」。
私立の中学に通っていた主人公ヒロシは、ヤンキーになることに憧れて、公立中学へと編入
「おい転校生、ちょっと付き合え」
早速、見るからに厳ついヤンキーからのお誘いに、内心ウキウキでついていくヒロシ
しかし、連れていかれた先で待っていたのは
容赦なく鉄バットを振り回す鬼畜少年の達也だった
「喧嘩すんのに、そんなに理由が必要かよ」
の迷言の元、ヒロシは達也とのタイマンを張ることに
これが井口達也との最初の出会いだった
アクションと笑いに溢れた青春映画
シネマニスト:かこ
今まで私が品川祐と聞いて思い浮かべていたのは、お笑いコンビ品川庄司のボケ担当、品川祐さん。今回コラムを書くにあたり、品川さんの実体験を綴った小説を、自ら監督、脚本を務め映画化した『ドロップ』を鑑賞。わたしの中で映画監督としての品川ヒロシが確立しました。
ちなみに、作家や映画監督として活動する際は
名前表記が祐からヒロシに変更されるそうです
ドロップ
シネマニスト:じゅーん
人はそんなに簡単に死なない
この台詞が喧嘩三昧ホルモン過多の中学生たちと、最後の刹那の命と重なり、ただの喧嘩漢祭りにならずに済んでいる。2009年公開。
いわゆるヤンキー漫画の映画化。原作者が芸人品川祐で主役もご本人。おしゃクソ野郎が芸人を経て、この作品のメガホンをとっている。実は多才だ。だから出演する芸人さんも沢山いるし、漫才やコント師達はまさに芸達者でお芝居がとても上手。その為、随所に笑いが散りばめられ、更には間の取り方も上手い。脚本も監督自ら書いているので間違いない。