12月のおススメ作品!PERFECT DAYS(パーフェクト・デイズ)
PERFECT DAYS (2023年12月22日公開)
映画館の予告編でこの作品を知った。「こんなふうに生きていけたなら」のコピーに心奪われ、観たくなる症候群に駆られた。
ストーリー
東京・渋谷でトイレ清掃員として働く平山(役所広司)は、静かに淡々とした日々を生きていた。
同じ時間に目覚め、同じように支度をし、同じように働いた。その毎日は同じことの繰り返しに見えるかもしれないが、同じ日は1日としてなく、男は毎日を新しい日として生きていた。
その生き方は美しくすらあった。男は木々を愛していた。木々がつくる木漏れ日に目を細めた。そんな男の日々に思いがけない出来事がおきる。それが男の過去を小さく揺らした。(公式ホームページより)
ドイツと日本のダックでカンヌで栄冠!
今作では監督はドイツの名匠「ヴィム・ヴェンダース」監督、日本の名優「役所広司」がタッグを組んだ作品。今年のカンヌ国際映画祭で作品がコンペティション部門に出品し、最優秀男優賞には役所広司が獲得した。映画祭で公開した時の反応は上演終了後、約10分間に渡るスタンディングオベーションがあり好評だった。
ヴィム・ヴェンダース監督「小津監督」に影響を受ける。
今作品の舞台は東京渋谷。監督は以前にも「東京」を題材にした映画を撮っていた。
「東京画」という作品。
ストーリー
小津安二郎に影響を受けたというヴェンダースが、鎌倉にある小津の墓を訪ねる旅に、様々な東京の情景と撮影の厚田雄春や俳優・笠智衆など小津ゆかりの人々へのインタビュー・シーンをからめて構成された、私的なドキュメンタリー。
「東京画」に関するLOQさんの記事はこちら→https://community.discas.net/announcements/aqcvnmxqbdxwh7ex
「東京画」をより楽しむ上では小津安二郎監督作品「東京物語」をオススメします!
キャストについて
平山(役所広司)
東京渋谷にある公共トイレの清掃員として働いている。毎朝同じ時間に起き、支度をし、植木に水をやり、缶コーヒーを飲みながら仕事にでかける。カセットで音楽を聴き、古本を買って読む。その日々は穏やかで、同じことの繰り返しにみえる。
ニコ(中野有紗)
平山の姪にあたる。
母親(ケイコ・麻生祐未)と喧嘩をして、鎌倉の家を出て十数年ぶりに平山を訪ねてくる。小さいときに平山だけが自分の理解者だと感じることがあった。
タカシ(柄本時生)
平山の同僚。調子がよくいい加減な性格で、平山はどこか憎めないものを感じている。いつも金がないと嘆き、いつもそれを世の中のせいにする。最近はアヤに夢中。
アヤ(アオイヤマダ)
ガールズバーで働く女の子。タカシのことは好きでも嫌いでもない。自分の世界があって、他人にはあまり期待しないようにして生きている。
ケイコ(麻生祐未)
平山の妹。ニコの母親。鎌倉の実家近くで裕福に暮らしている。父と兄が衝突したとき、自分は何もできなかった。そのことに負い目を感じながら、そのせいで十数年兄と会えずにいた。
ママ(石川さゆり)
浅草で居酒屋をやるようになったのは離婚してだいぶたってからだった。最近は常連もついてなんとかやっていけるようになった。平山に好意をもっているが、もうそれをどうこうする年でもないと思っている。
友山(三浦友和)
ママの元夫。離婚してすぐ再婚をした。妻と子供がいる。病気をきっかけに過去を振り返る小さな旅をはじめて、昔の結婚相手の様子を見にやってくる。
ホームレス(田中泯)
代々木深町の公園住み着いたホームレスの男。すべてを捨ててそこにいる男は、陽の光に手をときおり伸ばす。その様子がどこか荘厳で、平山は小さな敬意を覚えている。
野良猫と遊ぶ女性(研ナオコ)
バーの常連客(モロ師岡)(あがた森魚)
駐車場係員(松金よね子)
佐藤(安藤玉恵)
タクシー運転手(芹澤興人)など(公式ホームページより)
年末は忙しく日々を過ごす中で「こんなふうに生きていけたなら」に思い寄せる時間も必要かもしれません。公開は12月22日(金)より。
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投稿を表示カンヌで話題になりましたよね!役所広司も賞取ったし!予告観ましたが気になる作品です。師岡さんも出てる!!
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投稿を表示うわぁ!出演者が個性的!
役所さんは存在感でかいのに、こういう何気ない役も上手いですよね~
サユリストとしては(そのさゆりではなたい!)、石川さゆり様が映画に出演というのが、めちゃくちゃ気になります!しかもかのヴェンダースの映画ですもんねぇ
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