ナスターシャ・キンスキーのお父さんはオペラ好きでした
フィツカラルド
オペラ劇場に馬車が到着する冒頭シーン 構図がどっしり落ち着いていて、
あっ この映画はいける! と思う瞬間
ドイツの映画だと思っていると イタリア語(と思う 知らんけど)のオペラやら クラウディア・カルディナーレが圧倒的存在感で登場!やら
映画のナショナリティが宙ぶらりん そもそもアマゾンにいるんだもんね(オペラには、どの国の言葉が合うかは映画『アマデウス』をご参考)
どうでもいいけど この映画は何語で撮ったのだろう アフレコ感が否めません ドイツ語?のしゃべりとリップがシンクロしてない
オペラ座を造りたいクラウス君は、蓄音機を持ちこんで パーティーにご参列の皆様にオペラを聞かせます
なんか 僕も高校生の時、自分の好きな音楽を周りに押し付けてたなぁと思いだした
まあ、とにかくひと山当てて、オペラ座建てて、そこでじっくりと歌声を聞き込みたいんですなクラウス君は。
この役はクラウス・キンスキーにしかできませんな 夢追い人で少年のような経営者、リーダー。
豪快やねこの人 大きな目玉も逆立ったブロンドの髪の毛も(ルトガー・ハウアー+ビリー・アイドル)÷2と個人的には思っています
話もチマチマしてない 顧みますに自分の人生が、あまりにもちっぽけに感じてしまいます
アマゾンの大河の風景に圧倒されます 先住民のドラミングが響く中、クラウス君は、またもや蓄音機で世界的オペラ歌手 エンリコ・カルーソーを響かせる 静まり返る大アマゾン
地獄の黙示録を彷彿
ちなみに、チェ・ホンマンみたいな機関士が超くせもの
上流に向けて進む 気が付くと先住民の何十ものボートが船尾に迫り、川面を覆う
大勢に船に乗り込まれて、やり突きつけられても「諸君、旅を続けよう」とクラウス君 かっこいい
「われわれ取材班は・・・」のタモリのものまねナレーションでお馴染みのTVドキュメンタリー「すばらしい世界旅行」を思い出した
NHK「新日本紀行」のオープニングで冨田勲の壮大な曲をバックにいかだで川下だりを望遠レンズで押さえているのも思い出した
とにもかくにも先住民とのアマゾン開墾シーンが圧倒的
急流を避けるため、ジャングルを切り開いて、船をアマゾンから引き上げ、ドラッグして山を越え、船を支流まで運ぶための開墾 (以下、サバンナの八木さんでは・・・ありませーん)
なぜ先住民は協力してくれるのか なぞ、謎、なぞ・・・
まぁ いろいろありますが、最終的にはクラウス君、長ーい葉巻をふかしてご満悦のオペラ オン ザ ボートの大団円!!
(ゴムの生産も製氷事業も忘れてくださーい)
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投稿を表示この映画って、そういう内容だったのですね!
俄然見たくなってきました!ご紹介ありがとうございます!!
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