看護師が語る、【ヒキタさん!ご懐妊ですよ】の魅力
みなさん、命がこの世に誕生する瞬間を見たことはありますか?
おしずは、看護師になってから命が誕生する瞬間を1回も見たことがありません。
むしろ亡くなる瞬間を見る方が圧倒的に多い!
しかし、まだ看護師の卵の頃、実習で助産院に行った時のこと…。
後にも先にも出産に立ちあわせていただいたのはその一度だけです。
とても神秘的で、厳かな空気感で心が揺さぶられる思いでした。
命ってこうやって誕生するんだ…と忘れられない瞬間でした。
おしずの高校の友だちは、看護師志望でしたが、受験の時「人が死ぬ瞬間より生まれる瞬間に立ち会いたい」と看護師への心意気を話してくれました✨
(今は救急を極めて頑張っていますが…!!)
そんなエピソードを思い出しながら観たのが、こちら
ヒキタさん!ご懐妊ですよ!
(画像が載せられないのが残念…)
ヒキタさん!ご懐妊ですよ!
この一言が、映画を観る前と観終わった後では大きく意味合いが違ってきます。
「ご懐妊ですよ」は、天にも昇るくらいなんて嬉しい言葉なんだろう。
お恥ずかしいのですが、不妊治療については、人から話を聞いた程度の知識でほぼまっさらな状態でした。
妊活?不妊治療?その違いさえもよく分からず。
この映画を通して、不妊治療の努力や夫婦の距離感、絆を知ることができました。
不妊治療には、いくつもの段階があり、その度に一喜一憂する。
夫婦の絆が強固になるケースもあれば、気持ちが離れていくケースもある。
3年にも渡り、妊活に励んでいたヒキタさんご夫妻。
原因は、夫の方にあると…
子どもが欲しいという2人の希望も虚しく、不妊治療は功を奏することはなく…。
一縷の希望も、一筋の光もふっと消えてしまう。
妊娠するのだってものすごい確率の奇跡。
そしてこの世に生まれてくることは、とても尊いことだと改めて思わされる。
奇跡中の奇跡。命って尊くて儚い。
ヒキタさんご夫妻のお子さんは、こんなに望まれて生まれてくるのだから、きっととても大切にされるでしょう。
ここに出てくるヒキタさんの同僚の杉浦さんは奥さんも浮気相手も妊娠させてしまうが、一方ヒキタさんは、努力に努力を重ねても妊娠につながらず。
それにサチのお父さん!
無知故に「試験管ベイビー」なんて言って、不妊治療に理解を示さない。むしろ断固反対!
きっと、このようなケースはヒキタさんだけでは、ないんだろうな。
なんとも不条理で不平等な社会なのでしょう。
悔しくなるのも分かる。
けど、ヒキタさんは諦めない!人から何を言われようが絶対に諦めない!
それは、「妻の喜ぶ顔が見たい」という相手を思いやる気持ちから。
相手を思いやる気持ち、夫婦の絆がグッと伝わってきて、要所要所で号泣。
2時間(3年)に渡ってヒキタさんの不妊治療を側で見てきた感覚。
ヒキタさんご夫妻がすごく身近に感じられてくるんです!
何度一緒に笑って何度一緒に泣いたことか…
命の誕生の尊さや夫婦の在り方について考えさせられる感動作!
皆様もぜひ!
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