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tetsu8
2023/08/28 12:06

コント55号の映画(松竹版)

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コント55号は、東宝と並行して松竹でも映画が撮られている。
その1作目が68年末に公開された「コント55号と水前寺清子の神様の恋人」である。何故、水前寺清子とセットなのかというと当時「チータ55号」という55号と水前寺(チータ)によるバラエティが放送されていたからだろうか。ちなみに、これは「突撃!ドリフターズ」でいかりやがケガをしたため休止となり、その穴埋め番組という扱いだったようだ。
他の出演者は悠木千帆(樹木希林)、佐藤蛾次郎、益田喜頓、藤岡弘、内田良平、田中邦衛、中原早苗、伴淳三郎といった顔ぶれ。伴淳は東宝版にも出演している。55号の事務所の後輩であるコント0番地も東宝版松竹版のほとんど顔を出している。当時の芸名はたんくだん吉(後に車だん吉)、いわたがん太(後に岩がん太)である。がん太の引退でだん吉はピン芸人となるのである。
 

松竹2作目も「コント55号と水前寺のワン・ツー・パンチ 三百六十五歩のマーチ」(69年)という水前寺とのセットで、長いタイトルの映画となっている。「ワンツーパンチ」の部分はいらんだろうと思った人も多いのではないか。どちらかと言えば、水前寺が主役といった感じだろうか。他の出演者は西村晃、花沢徳衛、藤岡弘、財津一郎、キックボクシングの沢村忠もちょこっと顔を見せているようだ。2作とも出ている藤岡弘は当時、松竹の青春スターである。

 

松竹3作目は「チンチン55号ぶっ飛ばせ!出発進行」(69年)で、別に下ネタではない。チンチン電車(路面電車)のことである。つい最近、CSで放送されていた。他の出演者は尾崎奈々、奈美悦子、生田悦子、ピンキーとキラーズ、皆川おさむなどである。
 

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松竹4作目は「こちら55号応答せよ!危機百発」(70年)。他の出演者は倍賞美津子、長山藍子、石立鉄男、フランキー堺、珠めぐみ、由利徹、ピーター、財津一郎、特別出演で加藤剛となっている。ドリフ映画でもヒロインだった倍賞や長山が出演。坂上と「夜明けの刑事」で共演することになる石立や長山とはここで共演済であった。加藤剛が特別出演扱いなのは役柄が大岡越前だからだろうか(大岡越前は東映制作)。

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松竹5作目は「コント55号と水前寺清子の大勝負」(70年)。水前寺清子とのセットが復活。これもタイトルからして水前寺が主役という感じだろうか。他の出演者は有島一郎、長山藍子、ケーシー高峰など。

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