【透き通る眼力】ルーニー・マーラ出演のおすすめ映画8選
こんにちは。
「映画に見つける、おしゃれとメッセージ〜映えと深読みと、ひとつまみの恐怖。〜』
をテーマにコラムを執筆しているSéaです。
今回は、出演するだけで映画が一段階おしゃれになる、演技力と美貌を兼ね備えた女優を紹介!その女優とは、このコラムの掲載日である4月17日に誕生日を迎えたルーニー・マーラです!
今回はルーニー・マーラの出演作を8作、これから公開の最新作も含めて紹介します!
どれか一つでも好きな作品・気になる作品があってルーニーの魅力にハマってしまったら、ぜひ他の作品も楽しんでみてください。
0.ルーニー・マーラとは?
ルーニー・マーラ(Rooney Mara)は1985年4月17日生まれのアメリカの女優。ニューヨーク・ジャイアンツの副社長を父に持ち、大叔父がアイルランド財団のアメリカ代表であるなど、かなり裕福な家の出身です。
姉ケイト・マーラも女優で、パートナーは『ジョーカー』のホアキン・フェニックスであるなど、家族関係も有名人だらけのルーニーは、2005年にデビューし、後述の『ソーシャル・ネットワーク』で注目を浴びて以降一気に売れっ子になりました。
そんな彼女の魅力は、何といっても透き通った綺麗な目。優しい目でも怒っていても悩んでいても、彼女の目は視線以上の意味を訴えかけるように見え、どんな役でもしっとりと強い印象を残すことでお馴染みです。
では早速、そんな彼女のおすすめ作品を紹介していきましょう!
1. 『ソーシャル・ネットワーク(2010)』Social Network
Facebook創設者マーク・ザッカーバーグをジェシー・アイゼンバーグが演じ、彼の知られざる苦悩や人物像を描きあげる、"繋がりと孤独"の物語。監督は『セブン』や『ファイト・クラブ』で知られるデヴィッド・フィンチャーです。
ルーニー・マーラは彼のガールフレンド役で登場しますが、口論シーンではなかなか鋭い言葉をストレートに主人公に刺し、印象に残るキャラクターです。
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2. 『ドラゴン・タトゥーの女(2011)』The Girl with The Dragon Tattoo
大財閥の元会長から少女失踪事件の再捜査を依頼されたジャーナリストの主人公が頼る、"社会不適合だが凄腕の女性"こそが、ルーニー演じるリスベット。ルーニー史上一番コワモテな役であろうリスベットの物語を通して、男性の野蛮な加害性とそれに対する怒りを過激に描いています。
今作は再びデヴィッド・フィンチャー監督による作品。今作は世界的ベストセラー小説の映画化作品で、今作より前に同じ小説がスウェーデンで映画化されています。主演でジャーナリストを演じたのは、ジェームズ・ボンド役でも知られるダニエル・クレイグです。
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3. 『her/世界でひとつの彼女(2013)』Her
スカーレット・ヨハンソンがAIの声優を務めた独特の恋愛映画。ルーニーはリアル人間側のメインヒロインを演じました。ちなみに、ルーニーの今作主演のホアキン・フェニックスは私生活においてもパートナーです。
温かい色合いと独特の会話・演技が織りなす、不思議な世界観にハマる1作です。
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4. 『PAN ネバーランド、夢の始まり(2015)』Pan
ピーター・パンやフック船長の過去を描く壮大なファンタジー作品で、ルーニーは先住民を率いるタイガー・リリーを演じました。カラフルな衣装でもすぐそのご尊顔に目が行ってしまう最高の美貌。
ちなみに今作の悪役ブラック・ベアード(黒ひげ)を演じたのは、歯並びで面影が薄れていますが、あのヒュー・ジャックマンです。
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5. 『キャロル(2015)』Carol
ルーニーとケイト・ブランシェットによる眩し過ぎるW主演で女性同士の淡く切ない恋愛を描く傑作。ルーニー演じるテレーズは冒頭でおもちゃブースの店員として登場し、店頭を訪れた貴婦人キャロル(ケイト・ブランシェット)と出会うのですが、そのシーンでクリスマス用のサンタ帽を被ったルーニーの姿が最高に可愛くて、きっと誰もが惚れてしまうはず…!
曇った冬の窓、カメラと写真、ピアノなどなど、撮影・衣装・小道具共に、おしゃれが詰まった傑作。クリスマスが近づいた時期などにぜひおすすめしたい1作です!
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6. 『LION/ライオン〜25年目のただいま〜(2016)』Lion
インドで迷子として保護されオーストラリアで養子として育った青年が、ネットを駆使して実の家族との再会を目指すという壮大な感動物語ですが、この物語はなんと実話!
ルーニーは彼を見守るヒロインとして登場。道の向こう側を歩きながらニコッと微笑みかけてくるルーニーに、一目惚れ必至です…!
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7. 『ナイトメア・アリー(2021)』Nightmare Alley
罪が生まれては薄れていく。『パンズ・ラビリンス』『シェイプ・オブ・ウォーター』のギレルモ・デル・トロ監督による、アートで洗練されたサーカス映画で、あるショーマンが狂気と嘘に飲まれていく様子を描きます。
今作でルーニーはケイト・ブランシェットやブラッドリー・クーパー、トニ・コレットなどの豪華キャストと共演しました。赤いコートもサーカス衣装もゴージャスで、ルーニーの透き通った雰囲気によく似合います…!
8. 『ウーマン・トーキング 私たちの選択(2022)』Women Talking
宗教が厳格なコミュニティで、女性達が繰り返し昏睡させられ性被害を受けていた事実が発覚。
残るか、闘うか、去るか。それぞれの思想や立場がある女性達が、今後について深く話し合います。
悲しいことに実話がベースとなっていく今作では、ルーニーのほか、フランシス・マクドーマンド、ジェシー・バックリー、クレア・フォイといった豪華キャストがひたすら話し合いシーンを演じ続け、現実世界にも存在する男女の問題を描く傑作。今年のアカデミー賞でも脚色賞を受賞しました。
今作は2023年6月に日本公開予定です!
ということで今回は、映画をおしゃれにする女優ルーニー・マーラの出演作を8つ紹介しました!
気になる作品をぜひ観てみてくださいね!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
以下のSNS・YouTubeでも映画関係の発信をしているので、ぜひそちらにも遊びに来てくださいね!
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