2023年に観た映画(28) 「ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE」
№28
日付:2023/7/22
タイトル:ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE | MISSION: IMPOSSIBLE - DEAD RECKONING - PART ONE
監督・共同脚本:Christopher McQuarrie
劇場名:シネプレックス平塚 screen7
パンフレット:あり(¥880)
評価:6
第1作でTVシリーズの功労者達を葬り去り、第2作以降は綿密な計算に裏打ちされた作戦遂行を放棄し出たとこ勝負なミッションのオンパレードとなり、作を追う毎にかつての007シリーズに追いつけ追い越せとばかりにスケールアップしていった本シリーズ。観るのを止めてしまおうかと思った時期もありましたが、クリストファー・マッカリーが脚本と監督を担当するようになってから締まりが出て観応えも増した。何よりチーム・プレイが生まれたのが良かった。
イーサン・ハントが挑む最後のミッションの予感がする2部作の前編に位置づけられる本作。今のご時世にピッタリの強敵を相手に、今回も“チーム・イーサン”が世界中を渡り歩きながら体を張ったスタントを披露。本シリーズの魅力の1つであるカー・チェイスは今回もなかなかの迫力。
IMFは前作でアレック・ボールドウィン演じるアラン・ハンリーを失った事で、CIAの極秘諜報部隊というよりもイーサンの個人商店のような体制に舞い戻ってしまった。米国の論理というよりも個人の主義主張で動くのは、MI6の言う事を聞かなくなったJ.ボンド以上で、IMFの仲間意識も青臭さを増していて、このあたりはスパイ物の醍醐味がやや失われてもいる。
残念なのが、これだけ長いことシリーズを続けておきながら、今更誰も知らない過去に因縁のある敵や女性が現れる点。劇場版「ONE PIECE」なんかもそうですが、それまでに培ったエピソードや遍歴を改ざんするかのような行為はあまり褒められたものではない。そしてもう1つやっぱり残念なのが、1本の作品として全く完結していない点。
正直マッカリー監督作品の過去2作に比べると満足度が落ちますが、それでも及第点といったところでしょうか。来年公開予定の後編が待ち遠しいです。
<CONTENTS>
・トム・クルーズ フィルモグラフィ
・サイモン・ペッグ インタビュー
・ヘイリー・アトウェル インタビュー
・ポム・クレメンティエフ インタビュー
・レベッカ・ファーガソン インタビュー
・ヴァネッサ・カービー インタビュー
・キャスト・プロフィール
・SYNOPSIS
・プロダクション・ノート
プロダクションについて
最大のミッション
ベテランたちのシリーズ復帰
グレースとの出会い
ミッション:エボルーション
コミュニティへようこそ
敵対者と共犯者
世界一周レース
大きな飛躍
優れた巡行能力
最高のチーム
・クリストファー・マッカリー フィルモグラフィ&インタビュー
・クルー・プロフィール
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投稿を表示ミッションインポッシブル、どの作品も手に汗握る作品ですよね。
スパイものは常にハラハラドキドキですよね。
見始めると過去作品も一気見したくなりますね。
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