トークショーなら僕はデヴィッド・レターマンが好き(放送、終わったけど)
キング・オブ・コメディ (1982)
THE KING OF COMEDY
トランペットで始まるジャジーなオープニングナンバー「Come Rain Or Come Shine」で
監督が同じ『タクシードライバー』のオープニングを彷彿
この映画の音楽はザ・バンドのフロントマン ロビー・ロバートソンですが、タクシードライバーにはクレジットがない
ロビーさん、雰囲気を引き継いだんかなーって感じです
『マネー・ショート』でクリスチャン・ベールが部屋で思いっきりドラムたたいてオカンに怒られるシーンは
この映画のオマージュかっ マーーム!大事な録音してねん!ちょっと静かにして!
プロヂュースはアーノン・ミルチャンなのね(名前がへんてこなので覚えてた)
ウィキをみると初プロデュースみたい(その後『未来世紀ブラジル』とか『ヒート』とか『 Mr. & Mrs. スミス』とか
果ては『ボヘミアン・ラプソディ』とか ジャンルひろっ! キャリア長っ!)
有名コメディアン志望の妄想男が全米ネットワークでトークショウを回してる大司会者に付きまとい
挙句の果てに誘拐・拉致して、命欲しくばトークショウに出せと言うような話
大司会者の追っかけのミックジャガーみたいな女優が気になる
一時サタデーナイトライブに出てたように思うが気のせいか?(たぶん気のせい)
メルセデス乗ってるし金持ちの娘で暇を持て余して追っかけやってる 所謂JAP ジューイッシュ・アメリカン・プリンセス でんな
キャンドルライトの中、ディナーテーブルでグルグル巻きのミシェランマンとの対峙シーンで歌うのがオープニングの曲「Come Rain Or Come Shine」
前半のギャグを収録したテープを大司会者の事務所に持ち込んでしつこく自分を売り込むシーンも面白いが
誘拐・拉致の件は、前述のミシェランマンも含め、面が割れてんのにでっかいサングラスかけてぇとか、
フリップ芸ーとか小ネタ満載で笑える
で 衝撃(でもないか?)のラストは、やっぱりデ・ニーロの笑み顔! 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』でもそうだったけど・・・すごく考えさせるなぁー