「ベティ・ブルー」の日本版? 河合優実の「ナミビアの砂漠 」
◆TV朝ドラ「あんぱん」の河合優実と演技
なんとなく、テレワークの休憩時間最後に見てきた「あんぱん」で24歳の「河合優実」の存在が気になる様になった。演じるのは主演の柳井のぶの上の妹の朝田蘭子役になる。蘭子は映画の評論を書くフリージャーナリストとして活躍するが、柳井崇(アンパンマンの漫画家)を支援するサンリオならぬキューリオの八木社長を姉に紹介され、相互にひかれあう関係になる。
9月3日の放送では、傘のシーンが多くの視聴者を魅了し話題となった。
個人的には、前の放送でローレンバコールをまねて紅い口紅を引くシーンも素敵だった。
◆河合優実の作品
「あんのこと」(2023 )と「ナミビアの砂漠」(2024)でも多くの主演女優賞を獲得しており、Discover Usでは、彼女の話題は既に多い様だが、私の場合は、朝ドラから興味を持つようになったのと、邦画はあまり見ないので、多くを語ることは避けることにする。
本当に山口百恵的な魅力をもった女優でクールでアンニュイな印象があり、個性的な美しさをもった女優さんだ。「あんのこと」はミスキャストに思うが、どんな役もこなし、肥しにしているのだろう。
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◆◆フランス映画と比較して!
年代こそ異なるが、「ナミビアの砂漠」は、ジャン=ジャック・ベネックス監督の「ベティ・ブルー/愛と激情の日々 」(1986)の存在を想起させた。
女性の不安定な感情や孤独、2人でいる時間のあり方、等が類似している。
また、個人的には、大好きな俳優ジャン=ユーグ・アングラードが、「ニキータ」も同様で、いつも弱い女性を優しく包み込む役を演じていてすがすがしいと思う。「ナミビアの砂漠」では最初の恋人の方が近い気がする。
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★所感
悪い意味での女性のアンニュイな心理状況が継続し頂点に達する。原作はよくわからないが、地の果ての砂漠をさまよい、乾いた心は癒されることを嫌うということなのだろうか?
河合優実は、どんな役もこなせるが、「あんぱん」を見ていなかったら映画作品を見る機会はなかったかもしれない。朝ドラも、2年前の「らんまん」以降の連続視聴となった。
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