絶対インドが好きになる!魅惑のインド映画7選
こんにちは!
そぜです。
『映画×旅』をキーワードに
国内・海外問わずテーマを決めて世界中の世界遺産と映画ロケ地を巡るのをライフワークにしています。
今回は観ると自然と口ずさみ、心躍り、そして身体も動いてしまうみんな大好きインド映画の中でも特に私がお気に入りの作品7選をご紹介します!
近年のインド映画の発展は目覚ましく、
北インド映画のボリウッドや南インド映画のトリウッドなど本家ハリウッドやパリのオペラ、ブロードウェイのミュージカルにも劣らぬクオリティになっています。
今回ご紹介する作品は、昔のただひたすら歌って踊るだけの映画ではなく、ドラマティックな起承転結、効果音楽が随所に織り込まれた人間の感情を揺さぶるようなものばかりなので安心して観てください。
それではどうぞ!!
1.RRR
- 製作年:2022年
- 製作国:インド
- 上映時間:179分
- 監督:S・S・ラージャマウリ
待ちに待ったトリウッドの巨匠ラージマウリ監督の最新作。
インド映画のスペクタクル部門殿堂入りのバーフバリシリーズを超えてくるのか。。。!?
。。はい、超えてきました!!!
この熱量しかない180分。
トイレにみんな行きたいけど
我慢せずにはいられないほど
目に焼き付け耳に焚き付けシーンの連続
インド映画には喜怒哀楽問わずほぼぶっ込んでくるナチョダンスも今回はキレッキレ過ぎて全俺が泣いたレベル。
ナーチョナチョナチョナチョナチョナチョナチョナーチョ♪
がもう一週間は耳から離れない😂。
これぞインド映画!
と思わせてくれる最強作品でした。
2.きっと、うまくいく
- 製作年:2009年
- 製作国:インド
- 上映時間:170分
- 監督:ラージクマール・ヒラニ
舞台はインドの理系大学の最高峰ICEでマイペースで自由人のランチョー、機械よりも血が通う動物が好きなファラン、自分に自信が無く、常に神頼みのラージュー
そんな愛すべき3idiots達のスタンドバイミー的青春物語。
彼らの合言葉は「きっと、うまくいく」
本当に笑って泣いて心がほっこり温まる。同時にインドの学歴社会に対し警鐘を鳴らすメッセージ性のある映画。
最後のランチョーとの再会シーンは映画屈指のシーン。個人的にショーシャンクのジワタネホとかぶってオマージュじゃなかろうか、と勝手に思ってる笑。
ズバリこの映画で得られる素敵な効能は
「All is well(きっと、うまくいく!)」です!
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3.ミルカ
- 製作年:2015年
- 製作国:インド
- 上映時間:153分
- 監督:ラーケーシュ・オームプラカーシュ・メヘラー
インドの「空飛ぶシク」と言われていたミルカシンの自叙伝的実話。
舞台は1960年ローマオリンピック400メートル決勝。
インド代表で世界保持者のミルカ・シンは、なぜか本番のゴール直前で後ろを振いて4位になってしまった所から始まる。
「インドスポーツ界最大の悲劇」の謎の行動が解き明かされる形で少年時代からミルカの成長を追って行く。
もうとにかく実話ってのがいい。
だからこそ様々なイベントに深みが出てて、見せ方も非常に巧かった。
インド映画ならではのダンスや歌は控えめだが彼のテーマソングの、「ミルカ、今こそ燃え上がれ」がかなり結構熱くてテンション上がる。
自分のハートに火をつけたい時は是非本作を観ることをおススメします。
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4.バルフィ! 人生に唄えば
- 製作年:2012年
- 製作国:インド
- 上映時間:151分
- 監督:アヌラーグ・バス
耳が不自由なバルフィと、美人で金持ちのシュルティーと、自閉症のジルミルの三角関係を描いた作品。
主役の二人が喋れないということでほとんどセリフ無しだが表現豊かなジェスチャーや表情で
チャップリンさながらにイメージがダイレクトに伝わってくるし、周りの主役級な名脇役が最低限の説明で補填してくれるから全く問題無し。
社会的弱者といっても主人公のバルフィのキャラクターでギャップをものともしないキャラクターなのでものすごく前向きで楽しんで観れます。
150分もの大作で途中インターミッションもあったが時系列も上手く構成されていて
最初から最後まで夢中になれた映画でした。
また、最初の恒例のNO MORE映画泥棒の後に
本編始まったらまたインド式NO MORE注意事項があったりインド映画ならではの音楽を要所要所でバンドが演奏しているシーンが出て来たり、本当に感心する程工夫されてる。
あとヒロインのシュルティ役の女優さん。
まじ見とれる、、という感情を久々に持ったくらい絶世の美女。
ラストはほんとにひっさしぶりに号泣で感情のデトックスが気持ち良いくらいにできます。
踊らない、ちゃかさない、そして泣かせるインド映画です。
一言でいうなら「アメリ」の男性版。あの世界観が好きならどっぷりハマると思います。
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5.マダム・イン・ニューヨーク
- 製作年:2014年
- 製作国:インド
- 上映時間:134分
- 監督:ガウリ・シンデー
主人公のシャシは二人の子供とビジネスマンの夫のために尽くす、ごく普通のインド主婦。
ただ、家族で一人だけ英語ができないのがコンプレックスを抱える中、NYに住む親戚の姪の結婚式に呼ばれ、手伝いにNYへ行くが。。
NYへ行ってからの悩みや恐怖、失敗は本当に共感。誰もが初めての海外旅行なら経験するはず。
ストーリーは軽めだが登場人物のキャラクターが多国籍で素晴らしい。
フランス人はちょっと”ジャッジメンタル”過ぎだったが笑(この言葉もキーです)
とにかく共感とワクワクの嵐ほっこりしながらも応援したくなる等身大のウーマンオンザプラネットみたいな映画でした。
海外に住んだ人、訪れた人は初来訪した時の感情がよみがえってくるでしょう。
途中で流れる歌も素晴らしいです。
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6.パッドマン 5億人の女性を救った男
- 製作年:2018年
- 製作国:インド
- 上映時間:137分
- 監督:R・バルキ
現代のインドで、タブー視されていた生理用品の普及に人生を捧げたアルナチャラム・ムルガナンダムの実話ベース感動作。
テクノロジー大国のインドにおいて未だに生理用品の普及率は約10%程度。その理由は「生理は穢らわしい」ものと見做されており、話題にするのもタブー扱い。生理中は5日間外の部屋に隔離されるという。
そんなタブーに切り込んだ主人公ラクシュミが
愛妻のために試行錯誤しながらパッドを作るも、変人扱いされ、村を追い出されてしまうが、侮蔑を尊敬に変えるべく開発に没頭していく。
最終的に彼は功績を称えられ、国連でスピーチをするが、その内容が感動的。
インドの女性は毎月5日間は隔離され、年間60日(2ヶ月間)は人間らしい生活が出来ない。
彼のアクションはその不都合な時間を取り戻すと同時に雇用機会も生みだすことになる。
最後までタブーに切り込み続けた執念が心を強く打つ。
とても良い映画です。
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7.きっと、またあえる
- 製作年:2020年
- 製作国:インド
- 上映時間:143分
- 監督:ニテッシュ・ティワリ
名門大学出身の両親の子供が受験失敗を苦に飛び降りた。
病室で彼を励ますために彼とその仲間達が集まり学生時代は出来損ないの負け犬寮と言われていた過去を語り出す。。
ダンガルのティワリ監督によるハートフルな青春学園ものである一方、現代インドの超受験社会の問題も皮肉っている。
正直邦画タイトルは例の名作に寄せ過ぎ笑。
作品中、カバディやクリケットなど見慣れないインドのメジャースポーツも垣間見れて面白かった。
本当にいい作品だったけど、本作の主人公のラージプートは自ら命を絶った。
役柄では息子の自殺未遂を励まそうと止めていただけに大変残念。
色々とインドの学歴社会について考えさせられる映画。
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いかがだったでしょうか。
どれも2時間は軽く超えてくる大作ばかりですがそれでも全く飽きさせず夢中にさせてくれる魔法のような作品ばかりです。
是非是非観た感想を聞かせてくださいね。
【過去のコラムはこちら】
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投稿を表示インド映画大好きです♪
〖RRR〗は最高でしたね。全く長さは感じませんでした。
〖きっと、またあえる』は未見でした。リストに入れました(^^♪
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