戦後、こころの焼け野原に神を想った作家。 その1
戦後、こころの焼け野原に神を想った作家。 その12023年3月27日 遠藤周作生誕100年となりました。 遠藤周作は22歳の時、終戦を迎えました。同世代、いわゆる戦中派の青年の多くがそうであるように、松本清張、司馬遼太郎らは出征し軍隊生活を経験してますが、遠藤周作は体が弱く肋膜炎のため召集が遅れ、入隊直前で終戦。まずその点で負い目を感じたことで