アレクサンドル・デスプラというフランスの映画音楽の作曲家 ご存知ですか?
■フランスの映画音楽の作曲家
CDショップ等で扱っている映画音楽のコーナーを見ると、フランスの作曲家では、トリュフォーの作品を多く手掛けたジョルジュ・ドルリュー位がメジャー。といっても、かつてのミシェル・ルグランやフランシス・レイの様に、音楽自体が表に出る世界で生きた方々とは違う。★また、楽曲を聴いて作品を思い出す様な作曲家としては、ジョン・ウイリアムスやエンニオ・モリコーネの様に、世界的に優れた楽曲を提供した(している)作曲家は少ない。
■アレクサンドル・デスプラ
パリ出身のフランスの映画音楽作曲家で、主にジャック・オーディアールやウェス・アンダーソンとのタッグで知られ、国内だけでなく米国他の監督作品の多くを手掛けている。
「真夜中のピアニスト」(2005)でベルリン国際映画祭銀熊賞とセザール賞を受賞しており、また「クィーン」(2006)でアカデミー作曲賞にノミネートされた。「グランド・ブダペスト・ホテル」(2014)と「シェイプ・オブ・ウォーター」(2017)でも受賞している。
また川端康成生誕120周年を記念して、初のオペラ「サイレンス」(2020)が神奈川県立音楽堂で上演されたことを後付けで知った。
★ 非常に気になる作曲家なので、CD等で、その特徴とかがわかる様になりたい。
最近では、「エッフェル塔 ~創造者の愛~」(2023)のワルツを何度も聴いているので、愛着がある。
本映画作品の記事は、以下をご覧ください。
「エッフェル塔~創造者の愛~(Eiffel... | Discover us (discas.net)
■作品のリスト(鑑賞済のもの)
*残念ながら、音楽については、あまり意識してはいなかった。
真珠の耳飾りの少女 Girl with a Pearl Earring (2003)
真夜中のピアニスト De battre mon coeur s'est arrêté (2005)
カサノバ Casanova (2005)
わたしの可愛い人 シェリ Cheri (2009)
ファンタスティック Mr.FOX(Fantastic Mr. Fox) (2009)
預言者 Un prophète (2009)
ゴーストライター The Ghost Writer (2010)
英国王のスピーチ The King's Speech (2010)
おとなのけんか Carnage (2011)
君と歩く世界 De rouille et d'os (2012)
ルノワール 陽だまりの裸婦 Renoir (2012)
最後のマイウェイ Cloclo(2012)
毛皮のヴィーナス La Vénus à la fourrur (2013)
グランド・ブダペスト・ホテル The Grand Budapest Hotel (2014)
誰のせいでもない Every Thing Will Be Fine (2015)
マダム・フローレンス! 夢見るふたり Florence Foster Jenkins (2016)
告白小説、その結末 D'après une histoire vraie (2017)
あさがくるまえに Réparer les vivants (2017)
オフィサー・アンド・スパイ J'accuse (2019)
フレンチ・ディスパッチ The French Dispatch (2021)