【映画好き8人が厳選】クリスマスにオススメの映画特集

クリスマス気分を盛り上げる名作から、ほっこり心が温まる家族向けの物語、ロマンチックな恋愛映画、さらには少し意外な隠れた名作まで、多彩なジャンルから選び抜いた作品ばかりです。クリスマスを特別な一日にするためのヒントとして、ぜひ参考にしてください。

クーパー家の晩餐会

この映画の一番のポイントは完全にクリスマスに集中している所。最大の見せ場であるクーパー家の晩餐のシーンは本当に素晴らしく、本当の意味でのクリスマスというのをまざまざと見せつけられる。2014年に公開した日本映画で『すべては君に逢えたから』という“和製ラブ・アクチュアリー”があって、これに近くはあるが、本作はクリスマスと“家族”に対するリスペクトが半端なく、またサマになっているので、和製よりも遥かに温かくも重みがある。

ファインディングメリー

ほとんどクリスマス映画では映画の始まりからクリスマスの飾り付けをしていたり、町中クリスマスの雰囲気で溢れてますが、今作は『クリスマス』というものを街の人が一人も覚えていない。という設定なので今まで見たことない感じのクリスマス映画なのも私は好きでした🎵

南極物語

有名なタロ・ジロの実話を基に、南極の厳しい環境の中１５匹のカラフト犬の生への奮闘と南極観測隊員たちの姿をスケール感たっぷりに描く。出演は高倉健、渡瀬恒彦、夏目雅子。昭和３３年２月、南極昭和基地での越冬隊の活動は、例年にない悪天候のため中止になり、犬係の潮田と越智の必死の要請も虚しく、越冬隊と行動を共にした１５匹のカラフト犬は極寒の地に置き去りとなってしまう……。

東京ゴッドファーザーズ

クリスマスの夜に赤ん坊を拾った3人のホームレスが、わずかな手掛かりを頼りに母親を探し始めた結果、さまざまな事件に巻き込まれていく騒動を描く。クリスマスから大晦日にかけてが描かれている本作。コミカルに進む物語の中に、3人の人間ドラマが巧みに表現されていて、3人ともとても魅力的でした。人と人の結びつきや巡り合わせが面白い！

ラストクリスマス

ただのラブストーリーではなくて、パーソナリティに関する問題や家族の問題、そしてlgbt やブレグジットと言った最近の問題にも着目していました。公開当初の4年前、ちょうどブレグジットでイギリス全体が揺れていた時期です。移住してきた人たちはこんなにも怯えながら暮らしてるんだという現状を目の当たりにしました。ちゃんと社会情勢も織り交ぜて、主人公の生活や価値観に取り入れているところがさすが！

ポーラー・エクスプレス

サンタの存在を信じなくなった少年が、クリスマスイブの夜、突然現れたポーラー・エクスプレスに乗り、同じく乗車した仲間と一緒に冒険を繰り広げる物語。北極点に辿り着くまでに、列車に起こる様々な危機を子ども達の力で乗り越えたり、自分の嫌な部分と対峙したり、今まで知らなかった感情と出会う。そして精神的にも成長していくのです。

クランプス魔物の儀式

中欧に伝わる、クリスマスの魔物クランプスを素材にしたファンタジーホラー。クリスマスイブ。サンタに願い事を書いた手紙を、遊びに来ていた意地悪な親戚にからかわれ、怒りのあまり破り捨て祈りも捧げず寝てしまう。と、外に出た人間が戻らぬまま豪雪が降り、家に閉じ込められてしまう一家。やがて家の周りに、何者かの気配が・・。祖母によると、イブに祈りを捧げない罰に魔物クランプスがやってきたというのだ・・。