非現実感を楽しむ『お嬢と番犬くん』
非現実感を楽しむ『お嬢と番犬くん』典型的な”キラキラ”感のある映画ですが、なんと言っても『恋は光』、『新米記者トロッ子』の小林啓一監督最新作と言われれば見ないわけにはいかないでしょう。映画の魅力の一つに”非現実感”というものがありますが、この映画はある意味ではそれを突き詰めた作品と言えるでしょう。ありえない設定だと突っ込むのではなく
『忍びの家』企画プロデュースの村尾嘉昭監督が送る『劇場版トリリオンゲーム』
『忍びの家』企画プロデュースの村尾嘉昭監督が送る『劇場版トリリオンゲーム』公開初日に舞台挨拶中継付きの回を見てきました!劇場版トリリオンゲーム。一昨年のドラマも見ていて続編を見たいと思っていましたし、好きな監督さんの作品でもあるので、続編映画の制作のお知らせを聞いた時はとても嬉しくて、公開を待ちわびていました。 監督をつとめたのは村尾嘉昭さん。昨年、賀来賢人さんがプロデュ
要予習なれど楽しかった一品劇場版『トリリオンゲーム』
要予習なれど楽しかった一品劇場版『トリリオンゲーム』2023年に放映されたドラマシリーズを受けての劇場版。ゆえにキャラクター設定や人間関係などはドラマシリーズを見ていないとちょっとわからない部分もあります。そのため、配信等々で予習が必要となっています。ただ、それを差し引いてもなかなか楽しい一本でした。このシリーズは作品の肝としてはいかに目黒蓮が魅力的
今年邦画の最高傑作か!?「ディア・ファミリー」がすごすぎる
今年邦画の最高傑作か!?「ディア・ファミリー」がすごすぎる大泉洋の「ディア・ファミリー」が良すぎます! 予告やレビューで散々泣かせてこようか、という感じですが、レビューの星が伸び切らないのがなぜか?ここがポイントで実話ゆえに、ラストに向かうにつれてベタベタな感情曲線ではない展開がやってくる。私はそこが非常に良かった。展開が早すぎて連ドラ向き、という意見も
ベタですが、良いです。
ベタですが、良いです。命のカテーテルにまつわる実話ベースの映画化作品。映画においてここまで父親キャラを前面に押し出してきた大泉洋は初めてと言っていいのではないかという印象で、なかなか新鮮でした。かなり突飛で振り切った役柄ですが、そこは母親&妻役の菅野美穂が受け手としてドンと構えているので、バランスが取れています。カギとな