『JOKER:フォリ・ア・ドゥ』特集
全国絶賛上映中!映画『JOKER:フォリ・ア・ドゥ』
『JOKER』続編の魅力とは?
2019年に公開された『JOKER』は、トッド・フィリップス監督が描く深い心理描写とホアキン・フェニックスの圧巻の演技で、瞬く間に映画史に残る作品となりました。そして今回、待望の続編『JOKER: フォリ・ア・ドゥ』が公開。前作の衝撃的な結末から、続編は本国でも賛否両論が生まれる作品と噂されています。シネマニストがそれぞれの視点で、映画の見どころ・真のテーマについて掘り下げた記事を大公開。
~あらすじ~
『JOKER:フォリ・ア・ドゥ』は、2019年の衝撃作『JOKER』の続編。前作で社会の無関心と貧困に追い詰められ、ジョーカーとして覚醒したアーサー・フレック(ホアキン・フェニックス)は、今回、新たな共犯者とともに物語を展開します。タイトルの「フォリ・ア・ドゥ」は、フランス語で「感応精神病」を意味し、狂気を共有する相手として登場するのがハーレイ・クイン(レディー・ガガ)。彼女は精神科医としてアーサーに関わる中で、次第に彼の魅力に取り憑かれ、彼と同じ狂気の世界へ足を踏み入れます。ゴッサム・シティはますます混沌とし、二人の危険な関係が都市を巻き込んでいく中で、彼らが迎える運命とは。アーサーとハーレイの狂気がどのようにシンクロし、彼らがどこへ向かうのか、観る者を深く引き込むスリリングな展開が待っています。
彼は「アーサー」なのか「ジョーカー」なのか
シネマニスト:看護師おしず
ワーナー・ブラザーズさんにご招待いただき、一足早く、本作を観せていただきました。
実に完成度が高い作品。見事に『ジョーカー』の新しい概念を創り上げた。私は初めてジョーカーを知ったのは、ジャックニコルソン扮するジョーカー。いい意味でとち狂っていて、おどけながら悪事をはたらき、手のつけようのない悪者だ。インパクト大であり、子どもの頃に観たら絶対夢に出てくるであろう人物笑。
【ネタバレ】『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』賛否両論の解釈を解説・考察
シネマニスト:はじめ
まず、記事を読んでいただく前に一言。
映画に対する【否】について。私個人として、どんな映画であろうと【否】と受け止めることには同意しない。それは単に「好きじゃない、理解することができない」だけであって、その作品を【否】として評価すべきものでないと断言したい。
Joker: Folie à Deux -ネタバレ&飛躍考察-
シネマニスト:そぜシネマ
体感では日本公開までにこれほどまでにザワついて、各国で賛否が分かれた作品は今までに無かったと思います。まさに問題作。
直近で似たような事象では『オッペンハイマー』のそれを覚えていますが、これは日本特有での背景を抱えた上での賛否両論で、鑑賞後の世間は『賛』寄りに。一方、本作は世界各国で同様の”動揺”が同時多発しており、いずれも『否』寄りの評判が増えている様相。
衝撃のラストに備えよ ~ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ~ (若干のネタバレあり)
シネマニスト:飛べない魔女
世間では賛否両論、特に本国アメリカではミュージカル仕立てにしたことに対して相当な批判を浴びていると聞いていたので、まあ自分の目で確かめることは大事、とばかり昨日観てきました。結果、私は嫌いじゃないです。むしろ良かったです。前作が傑作だったので超えることは難しいでしょうけど、この世界でのジョーカーの生末は、切なく悲しい男の物語でした。
ジャック・ニコルソン風味の囚われのアーサーとアナログレコードのB面楽曲の味わい『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』
シネマニスト:じょ〜い小川
2019年公開作品で、多くの方が年間映画ベストテンのトップ、もしくは上位に選ぶほど世界中の映画ファンを熱狂させたホアキン・フェニックス主演、トッド・フィリップス監督作品『ジョーカー』。あの映画1本だけでも十分完成されているのにも関わらず、その続編作品として世に送り出した『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』。本作はストーリーの“起承転結”の“起承転”までが前作『ジョーカー』とはまるで性質・方向性が異なる映画なので、前作の後半から終盤の部分の発展型を期待したファンからすれば大いに失望しかねないが、本作の性質をしっかり掴みとれば前作ほど熱狂、興奮とはいかないまでも
ホアキン・フェニックスによる真の狂気 『JOKER』
シネマニスト:U子
今秋、10月11日に公開される『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』を今か今かと楽しみにしているU子です!!ジョーカーとハーレイ、2人の愛が織りなす狂気のダンスには、どんなドラマが繰り広げられていくのでしょうか??
賛否あってこその続編か?『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』
シネマニスト:村松健太郎
なんと言ってもあの『ジョーカー』の続編です。
それだけで一朝一夕でできる映画ではないことはわかっていました。結果として歌と狂気の愛に包まれたサスペンスとなりました。
[ネタバレ]アーサーという人物「ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ」
シネマニスト:だいなみ
新作映画を見る時は前情報なんか聞きたくなくて、あらすじや予告もあまり見たくないのに今回は「評判が良くなさそうだ」ということを聞いてしまった。
今回は率直に見て思ったことをネタバレ有りで書こうと思う。
マイナスな点もたくさん書いてるけど、今作は結構好きな内容だった。
随時更新中
主演:ホアキン・フェニックス(『グラディエーター』アカデミー賞(R)ノミネート) ロバート・デ・ニーロ(『ゴッドファーザー PART Ⅱ』アカデミー賞(R)受賞)
監督・脚本:トッド・フィリップス(『ハングオーバー』シリーズ)
脚本:スコット・シルバー(『ザ・ファイター』)
予告動画
公式ウェブサイト
http://jokermovie.jp