2025年に観た映画（24）　『か「」く「」し「」ご「」と「』 「少女は卒業しない」は、2023年に観た邦画の中で最も後を引いた作品でした。中川駿監督の最新作は、前作同様に人気作家のベストセラー小説が原作であり、高校生が主人公なのも一緒。クラスメイト5人組の高校生活を追いながら、何事にも悲観的で陰キャな京（奥平大兼）とクラスの人気者ミッキー（出口夏希）の恋の行方

中川監督の手腕を堪能『か「」く「」し「」ご「」と「』　 短編映画『カランコエの花』で注目を浴びた中川駿監督の『少女は卒業しない』に続く商業長編第2作。前作も先見の明を感じさせるキャスティング（主演を務！！）でしたが、今回も瑞々しい面々が揃いました。メインの5人はすでに実績を積み始めている部分もありますが、本作では見事な若手俳優のケミストリーを見せてくれま

クラスメイトらの群像バトルが見どころ『赤羽骨子のボディガード』 ■赤羽骨子のボディガード（c）2024「赤羽骨子のボディガード」製作委員会〈作品データ〉「週刊少年マガジン」にて連載中の丹月正光原作の「赤羽骨子のボディガード」をSnow Manのラウール主演で実写映画化したアクション＆コメディ映画。主人公・威吹荒邦は尽宮組組長の尽宮正人から隠し子である赤羽骨子のボ

アクション映えするラウールに注目『赤羽骨子のボディガード』 『ハニーレモンソーダ』で映画映えするなぁという好印象を残したラウールの待望の主演映画最新作。タイトル通り今回はアクション要素が多いのですが、身長も高く、手足も長いラウールのアクションはこれまた見どころが多くて、楽しかったです。コメディ演技も悪くないので、こういった陽性アクション路線を開拓して欲しいな

期限付きの恋とも呼べない恋のお話『余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。』 タイトルでだいぶ内容語を語っているようにも思える作品ですね。ただ、このタイトルから想像するような変な湿っぽさがなくて、爽やかな青春劇となっています。監督の三木監督はこのテイストの達人と言ってもいいでしょうが、実は結構悲恋や悲劇を抱えて終わる作品も少なくないのですが、そこでお話を重くしなさすぎない塩梅